【野球部】勝ち点をかけた第2戦!制することはできるのか…

◆2025年度東京六大学野球春季リーグ戦◆

4月20日 対法大 明治神宮野球場

1回戦は9回に劇的なサヨナラ勝ちを収めて勢いに乗ったまま迎えた2回戦。今季初の勝ち点獲得に向け法大との2戦目に挑む。

本塁打を放った山形(左 コ4=興南)

2回に鈴木唯(コ4=東邦)の犠飛で先制し二死満塁のチャンスでは山形(コ4=興南)のグランドスラムが飛び出す。その後も、山形の本日2本目となる本塁打などで攻撃の手を緩めない。そのまま逃げ切り今季初の勝ち点を獲得した。

本塁打を放った小林隼(コ2=広陵)

攻撃は2回表、四球と内野安打などでランナーを溜め作った無死満塁のチャンス。鈴木唯のレフトへの犠飛で先制に成功する。その後二死となり、迎えるは山形。右中間に飛び込む特大アーチを放った。山形の一発で5点目を入れた立大は序盤を優位に進める。7回に村本(文2=大阪桐蔭)が適時打で追加点をあげる。8回には小林隼のバックスクリーンへの本塁打と本日2本目となる山形の本塁打で得点をさらに追加した立大。計13安打の猛攻で投手陣を援護した。

今季初先発の田中(文2=仙台育英)

先発は田中。今季初となるリーグ戦の先発は勝ち点をかけた重要な一戦だった。1回の裏ランナーを出すも相手打者を併殺打に仕留め、三者凡退に抑える。田中は3回まで相手に安打を許さない投球を続ける。しかし、4回に初安打を許し、四球も絡み無死満塁のピンチを作ってしまう。この日最大のピンチを三者連続三振で切り抜け、流れを引き離さなかった田中。6回まで投げ1安打9奪三振、無失点の好投を見せた。田中からバトンを受け取った竹中(コ4=大阪桐蔭)は7回を三者凡退におさえる。続いてマウンドにあがったのは森本(文3=福岡大大豪)。2死一、三塁の危機に熊谷(2年=花巻東)の適時打をあび、相手に本日初得点を許す。9回を任されたのは吉野(コ4=仙台育英)。山田(1年=中京大中京)の適時二塁打により2点を返されるも、点差を守り抜き試合は終了した。

二塁打を放った住井(社2=立教新座)

適時打を放った村本

2桁安打2桁得点と力強い打撃で魅せた立大ナイン。法大からは2022年秋ぶりに勝ち点を獲得し、勢いがある。次戦の相手は、昨年春秋連覇の強敵・早大だ。「飛躍」した姿を見せ、優勝に向け進んでいきたい。

コメント #7 山形球道選手

―2本のホームランを打って

思い切り振りに行った結果ホームランになり、チームの勝利に貢献できてよかった。

―次戦に向けた意気込み

優勝争いをするためにも早稲田戦は絶対に勝って優勝を狙いたい。

(4月20日・三島光稀、木屋沙織)

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