
【バレーボール部】春リーグ第2戦!強豪相手に白星発進
◆2025年度春季関東大学バレーボールリーグ戦◆
4月13日 亜細亜大学武蔵野キャンパス
春季リーグ開幕戦、中央学大とフルセットの末に敗北を喫し黒星発進となった。1部昇格に向け、1つでも多くの勝利が必要な立大。迎えた2戦目、挑むは昨年度1部から降格してきた強豪・慶大。序盤から流れをつかみ、2セット連取の好スタートを切る。3セット目は奪われたものの、焦りの無い安定感のあるプレーで4セット目を獲得。今季リーグ戦初勝利を飾った。

コンビバレーを展開する岡田(済3=写真左)、寺内(済4)
第1セット開幕直後から順調に立教バレーを展開。強豪相手にも怯まない姿勢をみせる。ルーキー・谷(済1)はサービスエースやスパイクで活躍をみせ、立大はブレイク。先に20点の大台に乗せた。新1年生の強気なプレーに士気が上がるコート上。慶大にタイムアウトを2回使わせるほど圧倒し、安定感のあるままセットを取り切った。

スパイクが決まり吠える岡田(済3)
第2セット、流れに乗った立大は持ち味のコンビバレーで得点。セッター・寺内(済4)とミドルブロッカー・岡田(済3)の中央からの速攻も決まり、選手たちの顔には満面の笑みが溢れた。慶大に20点を先取されるも角田(ス3)の強烈なサーブも決まり、逆転。試合はデュースの展開に。一進一退の攻防を制し、最後はミドルブロッカー・齋藤(ス3)の強打で競り合いを制した。

守護神としてボールを繋ぐ大津(済3)
リーグ戦初勝利まで王手をかけた第3セット。序盤から相手に流れを握られてしまう。リベロ・楠本(済2)の好レシーブから坂田(済2)が得点するも、14-10と離されてしまった。その後も相手の強打に齋藤の意地のブロックが炸裂したが、追い付くことが出来ずセットを落とした。

2枚ブロックを前にスパイクを打つ坂田(済2)
気が抜けない勝負の第4セット。屈強な相手ブロックを上手くかわし、順調に得点を重ねていく。15-12の場面で相手がたまらずタイムアウトを要求。しかし直後に連続で3点を失い、同点に追いつかれてしまった。「落ち着こう。」上級生を中心に声を掛け合う。齋藤が中央から強烈なスパイクをコートに突き刺し、流れは一変。互いに点を取り合う白熱のラリーが繰り広げられる。最後は坂田のスパイクが決まり、セット終了。立大らしい全員バレーで勝利の扉をこじ開けた。

試合前、円陣を組む選手たち
昨年度秋季リーグで単独7位、そして念願の全日本インカレ出場と躍進を続ける。上級生の安定感とルーキーの活躍が光った本試合。チームワークと多彩な攻撃で魅せる立大バレー部から今後も目が離せない。
(4月13日・中村祈珠)
◆コメント◆ セッターとしてチームをまとめた寺内選手
―今日の試合で良かった点と悪かった点
良かった点は、ミスがズルズル続かずに切れた所です。悪かった点は、相手に流れがいくとそのまま持っていかれてしまい、点やセットを取られてしまった所です。
―どんなことを意識してトス回しをしていたか
クイックをどれだけ通せるかを考えてプレーしていました。
―今日の試合の満足度を100点中で表すと
セットを取られてしまったので75点ぐらいです。
―ラストイヤーにかける思い
今まで自分が立大にいた4年間の中で、1番良い成績を残したいなと思っています。
―次の試合に向けての意気込み
最初から最後まで自分たちのペースに持っていって、立教らしいコンビバレーが出来たらいいなと思っています。
◆コメント◆ ルーキーとして活躍した谷選手
―今日の試合を振り返って
慶大のブロックやシステムがあまり良くなかったのと、クイックを混ぜながら攻撃してくれたので、自分へのマークが薄かったです。1セット目は納得の出来だったのですが、3セット目からは、前日(第1戦目・中央学大戦)からの疲労が溜まってしまっていて、体力不足を感じました。
―コンディションが悪い中での今日の試合のプラン
今日のプランは「頭を冷静に」です。いつもは序盤からはしゃいだりしていますが、今日は体が辛いから気持ちを上げて喜んでプレーすることを意識しました。
―先輩に囲まれてプレーする気持ち
先輩たちは本当に優しいし、思いっきりプレーしやすい雰囲気作りしてくれるので、その中で自分は1年生らしく思いっきりプレーしたいと思っています。若さを活かして頑張っています。
―次の試合への意気込み
次の試合の大東文化戦では、大学入ってから初めて明らかに格上というチーム当たるので、自分の実力もどこまで通用するのかというのを試しながら色々工夫してプレーしていきたいです。