
【野球部】必死に繋いだ劇的サヨナラ勝利!この勢いのまま勝ち点獲得なるか
◆2025年度東京六大学野球春季リーグ戦◆
4月19日 対法大 明治神宮野球場
打者成績
位置 | 選手名・学年・出身校 | 打数 | 安打 | 打点 | 四死球 | 本塁打 |
[7] | 山形(コ4=興南) | 4 | 2 | 0 | 1 | 0 |
R | 堀田(済3=東筑) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
[8]9 | 桑垣(コ3=中京大中京) | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 |
H | 佐藤(ス3=立教新座) | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 |
[9] | 鈴木唯(コ4=東邦) | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 |
8 | 北田峻(コ4=報徳学園) | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 |
[3] | 西川(社4=神戸国際大附) | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 |
5 | 原野(営2=國學院栃木) | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 |
H | 野村(法4=立教池袋) | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 |
[4] | 村本(文2=大阪桐蔭) | 4 | 1 | 0 | 0 | 0 |
[6] | 小林隼(コ2=広陵) | 4 | 1 | 0 | 0 | 0 |
[5] | 丸山(コ3=大阪桐蔭) | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 |
5 | 下河邊(済3=國學院久我山) | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 |
1 | 吉野(コ4=仙台育英) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
H | 北田大(コ4=広島新庄) | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 |
1 | 齋藤(コ3=仙台育英) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
[2] | 落合(ス3=東邦) | 3 | 1 | 0 | 1 | 0 |
[1] | 小畠(営4=智辯学園) | 2 | 1 | 1 | 0 | 0 |
1 | 竹中(コ4=大阪桐蔭) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
H1 | 河野(コ2=広島新庄) | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 |
投手成績
選手名・学年・出身校 | 投球回 | 球数 | 被安打 | 奪三振 | 与四死球 | 自責点 |
小畠(営4=智辯学園) | 6 | 101 | 6 | 3 | 6 | 1 |
竹中(コ4=大阪桐蔭) | 1 | 16 | 0 | 2 | 0 | 0 |
吉野(コ4=仙台育英) | 1 | 15 | 0 | 0 | 0 | 0 |
齋藤(コ3=仙台育英) | 1 | 17 | 1 | 2 | 0 | 0 |
先週の慶大戦では3回戦までもつれる熱戦を繰り広げるも、一歩及ばず勝ち点を許した立大ナイン。
先週の3試合のうち2試合で先発登板に立ち、約220球を投げ込んだ小畠(営4=智辯学園)が今日も先発マウンドにあがる。先週の疲労もあり、得点圏にランナーを許した。しかし、緩急交えたピッチングで相手打線を翻弄(ほんろう)。不動のエースとしての貫禄を見せつけた。

適時打を放った小畠
一点リードで迎えた6回、先頭の4番・松下(4年=桐蔭学園)が右翼線への二塁打でチャンスを作るとニ死一、三塁から中村(2年=東邦)がライトへの適時打を放ち同点を許す。
7回にもピンチを招いたところでピッチャー交代。竹中(コ4=大阪桐蔭)がマウンドに上がる。前回登板の慶大3回戦は結果が振るわなかったため、リベンジを果たしたいマウンド。松下、今泉秀(2年=石見智翠館)を連続三振に打ち取る完璧な火消し劇を見せた。
8回からは吉野(コ4=仙台育英)が登板。140キロ台中盤のストレートを武器に三者凡退に打ち取る。続く9回は斎藤(コ3=仙台育英)が無失点で抑える好投を見せ、立大ナインに流れを呼び込む。
打っては好調の山形(コ4=興南)が四球で出塁、続く桑垣(コ4=中京大中京)が犠打でチャンスメイク。しかし後続が続かず無得点に終わる。両者無得点で迎えた3回、ついに試合が動く。先頭の落合(ス3=東邦)が三塁打で好機を作り、続く小畠がファウルで粘りセンターへ抜ける先制の適時打を放った。貴重な自援護により先制点を獲得。
同点とされた直後の6回には、四球と安打で好機をつくるも先発・野崎(4年=岐阜商)を前に流れを持ち込めず。
投手陣の好投に応えたいタテジマ打線は8回、先頭・桑垣が安打で出塁すると四球と内野安打で満塁の大チャンスをつくる。ここで打席に立つは北田大(コ4=広島新庄)。ファウルで粘りを見せる中、会心の当たりが三塁線へ。しかし、三塁手・松下が好守備を見せ勝ち越しを許さず。

9回を無失点で抑えた斎藤
最後のチャンスで迎えた9回、二死無走者から山形が二塁打を放ち出塁。続く代打・佐藤(ス3=立教新座)の四球と相手投手の暴投で二死、一三塁の好機を作る。続く北田も四球で満塁とすると、最後はチーム随一の俊足を誇る代打・野村(法4=立教池袋)が内野安打を放ち、劇的なサヨナラ勝利をもたらした。

サヨナラ勝利を喜ぶ選手たち
土壇場で粘り強さを見せた立大は、これで勢いに乗りたいところ。明日の試合でも勝利を重ね、勝ち点を掴み取れるか期待がかかる。
(4月19日 早川愛乃、東直虎)
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