【サッカー部】ホーム開幕戦で勝利のロコを舞う!

◆JR東日本カップ 第99回関東大学サッカーリーグ3部 第2節◆

4月 12 日 対国武大 立教大学冨士見総合グラウンド

仲間の大声援がこだまする中、今リーグ初となるホームでの一戦が幕を開けた。前半、一進一退の攻防を展開。しかし相手に先制点を上げられてしまった。初勝利に向け焦る気持ちを抑えて挑んだ後半戦。追い風も味方し、立大は2ゴールを決める。逆転勝利を飾った選手たちの顔には安堵の笑みがこぼれていた。

巧みなパスを繰り出す仲丸 (済3)

立大のチャンスメイクから始まった本試合。西村(文2)が左サイドから展開し、クロスボールを上げる。しかし、味方にパスが繋がらなかった。その後も攻め続け、多くのチャンスを作る。13 分、竹岡(文2)が中盤でボールを奪取。ゴール前まで持ち上がり、仲丸(済3)にパスを繋ぐ。決定機を手にした松澤(営4)がシュートを放ったが、相手の堅い守備を打ち破ることは出来なかった。向かい風が盾となり、中々前に進めない立大。33分、相手にコーナーキックのチャンスが訪れ、失点してしまう。相手の巧みなパス回しに翻弄され、1点ビハインドのまま折り返した。

狙いを澄ましてシュートを打つ松澤(営4)

1点を追いかける後半戦。ホームでの開幕戦とあって負けるわけにはいかない。序盤からラインを上げ、相手のゴールに攻め込んだ。開始6分、仲丸が左サイドからパスを送る。それに反応した松澤の強烈なキックがゴールネットを捉えた。4年生による待望の同点ゴールにホームは歓喜の渦に包まれた。勝利をつかみ取るため、追加点を目指す立大。しかし 30 分、相手にコーナーキックのチャンスが再び訪れる。前半の失点もあり、一気に緊張感が高まるピッチ。守護神であるゴールキーパー西山(営3)が防ぎ切り、危機を脱した。33 分、コーナーキックからペナルティエリア内に侵入した立大。全員が一丸となりゴールを目指す。熱い闘志に圧倒された相手がハンドし、PK のチャンスを獲得した。キッカー・古里(営3)が緊張の面持ちで相手のキーパーと対峙する。右足から放たれた強烈な一打がゴールネットを揺らした。緊張の一瞬から一変、逆転の一打にグラウンドは歓喜に包まれた。立大ムードのまま試合終了のホイッスルが鳴り響いた。

勝利のロコの様子

待望のリーグ戦初勝利に笑みがあふれ出す選手たち。新チームとしてホームでの初試合だったこともあり、新1年生や多くの部員も駆けつけた。桜が散る季節に、勝利のロコが咲き誇った。

(2025 年4月 12 日・中村祈珠)

新主将としてチームを引っ張る宮﨑(コ4)

◆コメント◆ 主将としてチームを導いた宮﨑選手

―主将としてプレーした感想

自分自身キャプテンという立場が初めてなのですが、絶対 2 部に上がらないといけないので、自分がとにかく声を出してチームフォローしようと意識して臨みました。

―どういう作戦で試合に臨んだか

相手が蹴ってくるという予想があったので、自分達で繋いでいきたいと思っていたのですが、なかなか前半は向かい風で上手く行きませんでした。でも後半立て直したので良かったです。

―後半、得点した時のチームの雰囲気

2 点目までは凄い時間が経ってしまったので、若干焦りがありました。前節(第1節・学芸大戦)それで2:2の引き分けで終わってしまったので、ピッチ上は「焦らない」という声が飛び交っていました。

―今年のチームの雰囲気

オンとオフがはっきりしていて、サッカー以外でもみんな仲良くしています。でもピッチ入ったら集中してやります。

―今年のチームの目標

3部で優勝して2部昇格

―チーム全体で中心的に練習していること

とにかく勝たないといけないので、今日みたいに最初にリードされたとしても、逆転する。例えば練習の中で、どちらかのチームが負けていても、負けているチームがやり返すという雰囲気を大事にしています。ポジティブな声掛けというのを意識しています。

―主将として今後の目標、どうチームを導いていきたいか

今日みたいなゲームはこれからもあると思うので、こういうゲームをものにしていきたいです。そうじゃないとリーグ昇格できないと思うので苦しい時間に、自分で積極に声を出していきたいです。また得点という面でもチームに貢献いきたいです。

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