【野球部】春季リーグ戦開幕!大事な初戦、白星を飾り好スター トをきれるか

◆2025年度東京六大学野球春季リーグ戦◆

4月12日 対慶大 明治神宮野球場

ついに迎えた春季リーグ初戦。小畠(営4=智辯学園)と外丸(4年=前橋育英)、両エースの熱い投げ合いにより、両者無得点で迎えた4回。丸山(コ3=大阪桐蔭)の適時二塁打により先制。しかし6回に同点に追いつかれると延長に突入し、勝ち越しを許す。立大打線は再三の好機を活かすことができず、悔しい敗戦となった

先発をつとめた小畠

球春到来。青空の下、春季リーグが開幕した。昨秋に続き開幕カードの対戦相手は陸の王者・慶大。二季連続の勝ち点獲得を目指すべく、立大ナインの「飛躍」を見せることができるか。今シーズンの結果を占う大事な開幕戦。先発マウンドに立ったのはエース・小畠。3回までに5つの三振を奪うなど相手打線を手玉に取っていく。しかし1点リードで迎えた6回表、安打とエラーで無死二、三塁のピンチを迎える。一打逆転という場面ながら、犠飛による1点に防ぎ味方の援護を待つ。その後は走者を出しながらも9回までに10個の三振を奪う快投を披露していく。 しかし10回表に二死一、三塁の大ピンチを迎える。バッターは3番横地(3年=慶應)。 追い込んで迎えた4球目、センターに抜けそうな打球を二塁手・村本(文2=大阪桐蔭)が好捕するも一塁送球間に合わず、勝ち越しの内野安打となった。その後はバトンを受け取った吉野(コ4=仙台育英)が失点を許さず。打線に期待を託してこの回を締めた。

三塁打を放った鈴木唯(コ4=東邦)

小畠の好投に応えたい打線であったが相手エース・外丸から走者を出すも得点に繋げることができない。 両者無得点で迎えた4回裏、ついに試合が動く。先頭・村本が左安打を放つと、続く小林隼(コ2=広陵)が犠打でチャンスメイク。一死二塁で7番丸山が打席に入った。持ち前の勝負強い打撃で、左翼手の頭を越す適時二塁打を放ち先制に成功する。続く5回には二死走者無しから鈴木唯が三塁打を放つも後続が打ち取られ追加点を奪えない。勝ち越しを許して迎えた10回裏、代打の野村(法4=立教池袋)が右翼線に二塁打を放つ。犠打でチャンスを拡大するも二者連続三振に打ち取られ反撃及ばず試合終了となった。

適時打を放った丸山

息詰まる投手戦を惜しくも制することが出来なかった立大ナイン。しかし、リーグ戦はまだ始まったばかりだ。投打ともにさらなる「飛躍」を遂げ、優勝に向け突き進んでいきたい。

(4月12日 東直虎、木屋沙織)

 

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