
【サッカー部】立大から今年度3人目のJリーガーが誕生!左足を武器にプロの舞台に挑戦する
12月19日、立教大学池袋キャンパス太刀川記念館にて、嵯峨康太(営3)選手のJ2リーグ所属・水戸ホーリーホックとの契約式がとりおこなわれた。今年度、立大からのプロ入りは小林慶太(営4)選手と庄司朗(営4)選手に続いて3人目。左足のキックを武器にプロの舞台へ挑む。今回は、快挙を果たした選手本人と監督、水戸ホーリーホック様からの貴重なコメントをお届けする。

チームタオルを掲げる嵯峨選手
以下インタビュー記事(一部抜粋)
♦コメント♦嵯峨康太選手(営3=三菱養和SCユース)
―内定の率直な感想
幼い頃からの夢だったプロサッカー選手という舞台にたどり着けたことが素直に嬉しいです。また、家族をはじめ、今まで携わっていただいた方々に対して感謝の気持ちで一杯です。
―自らのどのような強みが評価されたと考えているか
左足のキックや、チャンスを作っていく攻撃力が強みだと思います。
―正式加入までに成長したい点
攻撃に特徴がある分、守備は今まで付きまとってきた課題であり、守備においてもチームのリズムを作れるような選手にならなければと思います。また、チャンスを作るだけにとどまらず、自分自身が得点に関わることにフォーカスして取り組んでいきたいなと思います。
―来季関東大学リーグ3部で活動するにあたり、どのような姿勢で臨みたいか
今年のほとんどの試合に出させていただいていた中で、2部リーグから落ちてしまったことは、自分自身とても責任を感じています。1年で関東2部という舞台に戻さなければいけませんし、自分が1年生の時に昇格した経験もチームに還元しながら、毎日妥協せずに取り組んでいきたいです。
―プロになるという1つの目標が叶った今、さらなる目標
幼い頃に夢だったプロ入りは、高校、大学と進むにつれて、徐々に目標に変わっていきました。1つ目標を達成できたところで、これからはプロサッカーの舞台で活躍するという目標はもちろんのこと、やはり試合に出続けて、水戸ホーリーホックのチームをJ1昇格に導くことが1つの目標です。また、日本代表を視野に入れ、自分のルーツでもあるヨーロッパで活躍することを具体的な目標としてやっていきたいです。
―水戸でどのようなプレーをしていきたいか
自分の特徴を前面に出すことはもちろんのこと、チャンスを作って得点に多く関わることで客観的に見てワクワクするようなプレーをしていきたいと思います。
―最後に意気込み
立教の価値を高めていけるように日々妥協せず精進していきますので、応援のほどよろしくお願いします。

ポーズを決める飛田監督(=写真左)と嵯峨選手
♦コメント♦飛田晃典監督(=立教大学サッカー部)
―率直な心境
まずはサッカー部から今年度3人の内定者が出るということはこれまでにないことです。前任の池上監督が培ってきたものが大きいですし、加えて本人たち(小林選手、庄司選手含む)がプロになる強い意志を持って目標を達成したことがとても誇らしいです。
―嵯峨さんの強み
嵯峨のキックは、局面変えて得点に繋げられて唯一無二の武器だと思っています。また、負けたくないという強いメンタリティーはすごいと思いますし、自らにとって苦手なことにも目標達成のために意欲的に取り組めることが強みだと思います。
―監督として、これまで伝えてきたこと
今までコーチ・監督という立場で関わってきて、プロのステージまで(プレーの技術を)上げるためには何が必要かを常々話してきました。例えば、より一層得点に関わること、ボランチとしての守備力。嵯峨にできることはまだたくさんあることを本人伝えてきました。
―最後に応援メッセージ
プロ選手になる夢を叶えたところは本当に素晴らしいことです。一方で、内定はやはり彼にとってはスタートラインだと思うので、大学生活残りの1年でさらにレベルアップできるようお互い頑張ろう。

旗を持つ様子(左から飛田監督、嵯峨選手、柏葉スカウト)
♦コメント♦柏葉涼太様(=水戸ホーリーホック・スカウト)
(1月22日 取材・山口隼輝、渡邉公実子/編集・渡邉公実子)