【アイスホッケー部】セカンドリーグ最終戦。格上相手に果敢に挑むも黒星を喫した
◆エイワ杯2024年度関東大学アイスホッケーリーグ戦◆
12月15日 対慶大 ダイドードリンコアイスアリーナ
迎えたセカンドリーグ最終戦。ファーストリーグでは0―4で敗れている格上との試合に挑んだ。1点ビハインドで第1Pを終えると、第2Pでは追加点を決め同点に追いつく。しかし、最終ピリオドで力の差を見せつけられ惜敗した。
第1P序盤から格上相手に怯むことなく果敢に攻め込む。池田・浅野(営2)を中心に猛攻するも、相手も負けじと応戦。連続シュートでディフェンス陣は翻弄(ほんろう)され、先制点を許す展開に。開始16分では中館(営1)がディフェンスの隙をついたシュートで待望の今試合初得点を決める。しかし、同点に追いついた喜びも束の間。残り30秒で追加点を決められてしまう。1点のリードを許し、第1Pを終えた。
第2Pで逆転を狙う立大。なんとかリズムをつかもうと奮闘する。開始2分、慶大ゴール前でのフェイスオフ。ゴールのチャンスを確実につかみ取り、齊藤悠のアシストで中館が2得点目を決めた。続く相手の猛攻にもGK・糸金(ス1)が落ち着いて対応。開始8分、相手プレイヤーが反則により2分間の退場になると、数的有利の状況を活かし柳澤(営1)・中館が連続でシュート。しかし、慶大の素早いパス繋ぎに苦戦しながら攻め続けたものの得点までつなげることは出来なかった。
同点で迎えた最終ピリオド。序盤から相手の猛攻を受け苦しい時間が続く。GK・糸金の好セーブが何度も光るも激しい攻防戦の末、追加点を決められてしまった。何としてでも逆転したい立大はGK を下げ、6人でゴールを狙う。幾度となくゴールまで迫るもネットを揺らすところまで漕ぎつけることが出来ない。そして、試合終了間際でディフェンス陣の一瞬の隙を突かれ失点。リーグ最終戦での敗戦が決まった。
セカンドリーグ敗退が決まり、1部Aリーグへの昇格は叶わなかった立大。試合終了後、今試合2得点をあげた中館は「今年はまだ1Aに上がれる力はなかったのかなと思います」。と振り返った。アイスホッケー部は、今月末行われるインカレが今年度最後の試合となる。最後まで立大らしいプレーで活躍する姿に期待したい。
(12月18日・別所ゆかり)
◆コメント◆ 中館選手
ー試合を振り返って
今シーズン戦った結果を振り返ってみると、内容も結果も今までと比べたら奮闘できていたと思うので、これが今のチームの実力なのかなという感じです。
ー2日連続で試合でしたがコンディションは
最高です。
ーどのような狙いをもって試合に臨んだか
1セット目、最初に出ていた自分と11番と9番で点を決められないと他で点数を稼げないと思ったので、やっぱり自分らが出ているところは決定力というところやゴールまで詰めて決めきるということを意識してやりました。
ー今日の良かった点
足りないところは各々あると思うんですけど、それでもみんな頑張って今出来るところは自分も含めてみんなやりきれたのかなと思います。
ー反省点、見つかった課題
チームの弱みとして、層が薄くてディフェンスも足りないフォワードも足りないという感じなので、その中でどうやっていくか、もっとシンプルなプレーだったり気を遣えるシーンがあったと思うので、そういう部分を話し合って無くしていけたら良いなと思います。
ー試合に出られない選手がいたことについて
やっぱり層が薄いチームなので、人数が欠けることは選手が出るスピード、回りがはやくなって体力的にもきつくなってくるので影響がありました。
ー秋季リーグ全体を振り返っての感想
1部のAグループに昇格できなかったことは悔しいですが、総合的に見ればなるべくして上がれないというチーム力も自分ももっと決められるところで決めきれていない。今年はまだ1Aに上がれる力はなかったのかなと思います。
ーインカレへの意気込み
2回戦目で格上の東洋大学と当たるのですが、そこでどういう課題が見つかるかや次のシーズンにどう活かせるかというのを自分たちで発見出来るし、格上相手に自分たちの力がどれくらい通用するかというが試せる場でもあるので、そういうところを上手く活用して次のシーズンに活かせればなと思います。