【野球部】3人の投手陣による圧巻の完封リレー！新体制で挑んだオープン戦を白星で締める。

2024.12.03

◆2024年度秋季オープン戦◆

11月17日　対横国大　横浜国立大学グラウンド

4年生が引退し、新体制で向かえたオープン戦をタテジマナインは勝利で飾った。先発の鳴坂（コ３＝都立城東）は３回まで無失点に抑える好投。継投した２人の投手も、走者を出すも得点を許さない力投を魅せる。打線は４回に下川邊（済２＝国学院久我山）の適時打により２点を獲得。好投攻守が冴え、２―０で勝利を収めた。

先発のマウンドを託された鳴坂

打線は１回、二死から住井（社１＝立教新座）が相手のファンブルにより出塁するが牽制死とチャンスを生かせずに終わる。３回には、木津（現１＝国学院久我山）がこの試合初めての安打を放つが相手投手の攻略に苦しみ、点数を奪うことができない。両軍無失点と両者一歩も譲らぬ投手戦の中迎えた４回表、ついに試合が動く。４番の西川（社３＝神戸国際大附）が二死から左前安打を放つ。続く丸山（コ２＝大阪桐蔭）、河野（コ１＝広島新庄）が連続四球でチャンスを拡大。二死満塁の好機で７番の下川邊が左中間二塁打を放ち２点を先制。この試合の明暗を分ける２点であった。

代打として打席に立った小田部（文１＝春日部共栄）

先発を任されたのは鳴坂隼。今秋のフレッシュトーナメントでもマウンドを託された実力のある選手だ。この日も11月中旬とは思えないほどの激しい日差しの中、相手打線を３回まで打者９人、無失点に抑える見事な投球を披露した。４回裏、鳴坂からマウンドを引き継いだ加門（社３＝神戸国際大附）。今秋のフレッシュトーナメントもさることながら、春季・秋季リーグ共に出場経験を持つ実績豊かな投手だ。４回、５回と続けて得点圏にランナーを背負うというピンチを招くも後続を打ち取り得点を与えない。７回から登板した平本（文３＝鎌倉学園）は、７回を三者凡退と完璧な投球を見せる。８回、そして９回にそれぞれ安打を許すものの、味方のファインプレーもあり無失点で抑え、ゲームセットとなった。