【ハンドボール部】一時リードを奪うも逆転を許し惜敗
2024年度 関東学生秋季リーグ 1部
9月21日 立大 27-28 東海大 日本大学八幡山体育館
秋季リーグ第7戦が日大八幡山キャンパスにて行われた。連敗が続くなか、大久保世代にとって最後のリーグ戦で勝利をつかみ取るべく試合に臨んだ。
前半、東海大に先制点を許すも点を取っては取られてのシーソーゲームが続く。相手の長身なディフェンスに苦戦するも、青木(コ3)、西野(コ4)のシュートで得点を重ねる。主将大久保(営4)、副主将松川(コ4)がコートにいない場面もあったが必死に食らいつき、13―13の同点で試合を折り返した。
迎えた後半、島仲(ス2)が先制点をあげた。開始4分までは前半と同じく一進一退の試合が展開されたが、徐々に立大が流れに乗り始める。相手のミスからすかさずルーズボールを拾いコート半面以上の遠さから大久保がロングシュートを決め、応援席もより一層の盛り上がりを見せる。勢い止まることなく平田(コ4)、松川がゴールネットを揺らし、15分の時点で5点差をつけた。その後も石井(ス2)のシュートや阿部(文3)の好セーブが連続するも、相手の猛攻や強固なディフェンスに阻まれ僅差で敗北した。
後半、立大ペースで試合が展開し秋季リーグ初勝利が期待されたが、あと一歩のところで惜しくも敗北する形となった。今季リーグ戦も残すところあと2戦。入れ替え戦は決定してしまったが、大久保世代のこだわりのプレーを最後まで見届けたい。
(10月19日 髙田莉央)
〈試合後コメント〉
西野選手
―今日の試合を振り返って
全体的にいいかなという感じだが、修正力が足りなかったり、流れがいい時に突き放せなかったりした。4点差を5点差にできなかった。これはやっぱり4年の責任で、外しているのも足を引っ張っているのも4年だった。4年がうまくチームをまとめられなかった。
―今日の対戦相手の印象
僕らが低学年の時から東海はターゲットじゃないけど、勝てる、勝たなきゃという相手だったのでかける思いは強かったが、向こうも負けたら入れ替えがかかっている試合だったので相手の応援など勢いに飲まれてしまった。
―今日に向けての準備対策
対策はめちゃめちゃしたが、対策していないメンバーが多く出てきた。後半、前半のスタート時とほとんど選手が変わっていて、全員2年生らしくて、相手が戦術を変えてきたときにしっかり修正できなかった。対策はしっかりできていたが、試合中の修正力が今回の課題。
―個人として良かった点
自分はここ3試合出ていなくて割とバッドな気持ちに入っていたが、なんとか自主練とか走り込みなどをした。人が見ているからやるとかではなく、自分が最大限試合に臨めて結果を残せたと思うので個人的には良かったが、それをチームに影響させられなかったというか周りを巻き込めなかった。もっと自分が決めたらもっと声を出していけるし、周りを巻き込んで流れを持っていきたかったという悔いが残る。
―チームとして良かった点
やりたい戦術がしっかりできた。自分たちの狙っていたことがしっかりできていたことが良かったと思う。東海はここが弱いから狙っていこうという対策したところが反映されていたのでそこが良かったと思う。
―次戦に向けて
筑波は強いのは重々承知で、僕らが3年生の時にまさにここの会場で残り2秒で決められて1点差で負けるという試合をした。出るメンバーもほぼ変わらないと思うので去年の借りを返す気持ちで臨みたい。入れ替え戦は決まってしまったがそういうのは関係なしに未来の自分たちのために勝ちに行こうと思う。