【準硬式野球部】因縁の早大撃破!接戦制して勝ち星奪取
♦2024年度東京六大学準硬式野球秋季リーグ戦◆
10月10日 対早大 埼玉・所沢航空記念公園硬式野球場
秋季リーグ戦もいよいよ大詰め。対戦するは、今年の春季リーグ戦にて立大と熾烈(しれつ)な優勝争いの末に勝利をつかんだ早大だ。因縁の相手を前に今季は1勝1敗。勝ち点を獲得をかけた大一番がはじまった。
先発は伊東(社3)。2回裏、先頭打者に安打を許した後、1死二塁から長打を放たれ先制点を献上する。しかしすぐさま3回表、先頭の藤井が二塁打を放つと、陶山(コ4)の左前適時打で同点に追いついた。さらに、塩野(観4)の左安打、森川(営4)の左前適時打で逆転に成功。2-1とリードした展開となった。
4回、5回は両校スコアボードに0が続き、試合が動いたのは6回表。四球が続き2死二、三塁から藤井が長打で2点を追加した。藤井はこの日5打数5安打。目標のリーグ首位打者に大きく近づくバッティングをみせた。
伊東は7回でマウンドを降り、8回裏は三浦(ス2)が登板。早大に2点を奪われるも、同点打は許さず、4-3でマウンドを守った。さらに、望月(ス2)が三浦の交代で登板し追加点を与えず。そのまま試合終了し、早大から悲願の勝ち点獲得を果たした。
「中1日が続いていたが勝利できてうれしい」。先発の伊東は、強豪との一戦後に晴々とした表情で喜びを語った。最終カードはタレントぞろいの法大戦。タテジマ軍団の戦いはまだ終わらない。
(10月18日・平岡薫奈)
|◆コメント◆ 伊東投手
-今日の試合を振り返って
今日も先制点を許す形で、正直きついマウンドだったのですが、今日は援護をけっこう先輩方がしてくださって楽しく投げることができました。
-早大に対して意識したことは
早大1戦目は初球に良いボールを投げることができて簡単にストライクを取ることができていました。しかし、その後のボールが甘く集まってしまうことが課題だったので、そこはキャッチャーの森川さんと話して修正しました。
-2回、7回のピンチを振り返って
2回はかなり簡単に点を取られてしまいましたが、7回はその反省を生かして慎重に投げることができたことが無失点につながったなと思います。
-法大戦へ向けて
試合がまた中1日であって先発の予定で投げるのですが、法大は六大学の中でも1番タレントぞろいのチームで1番打線が怖いので、またしっかりと対策を練って万全の状態で挑みたいと思います。
|◆コメント◆ 藤井選手
-今日の試合を振り返って
早大にはここ最近の試合でもずっと負け続けていて、勝ち点を取ることができていなかったので、「今日は絶対にリベンジしてやる」という思いで試合に臨みました。
-5打数5安打だが
たまたまだと自分は思っているのですが、最近は調子が良いのでこれにおごらずに明日も練習をがんばりたいなと思います。
-6回の適時打を振り返って
厳しいボールには手を出さないように意識していて、高めのボールが来たら振り抜こうと思っていたので、積極的にいった結果ヒットになることができて非常に良かったと思います。
-ベストナイン、首位打者の意識は
別にベストナインとか首位打者とかはそんなに意識してないのですが、本当にチームが勝つことができれば良いと思っていて、あさってからもチームが勝てるようなバッティングを意識しています。
-法大戦へ向けて
優勝するためには法政を2タテするしかないので明日しか準備期間はないですが、全員が優勝に向かって頑張れるように士気を高めていけたらなと思います。