【バドミントン部】迎えた秋季リーグ入れ替え戦。全戦ストレート勝ちで2部リーグ昇格を決めた!
◆2024年度 関東大学バドミントン秋季リーグ入れ替え戦◆
10月6日 立大3―0帝京大 青山学院大学青山キャンパス体育館
昨年の春季リーグで悔しくも3部リーグに降格した立大。前日に行われた3部リーグ決勝戦で東京都市大に勝利し、入れ替え戦へと駒を進めた。1年半ぶりの2部リーグ復帰をかけて挑んだ相手は帝京大。終始圧倒したプレーで3戦全てをストレート勝ちで白星を飾る。見事2部リーグへの昇格を決めた。
第1戦目のシングルスに挑んだのはエースの大澤(文3)。思うようなプレーが出来なかった今大会の締めを勝利で飾るべく臨んだ。先制点を許すも、その後は主導権を握り16連続で得点する。応援の声も高まり、相手を一気に突き放して第1セットを先取。続く第2セットでは、先制点を決め落ち着いて点を重ねる。最後は鋭いスマッシュで勝利を決めた。第1戦をストレート勝ちで制し、チームを勢いづける。
第2戦に出場したのは廣瀬。序盤から激しいラリーが続くも粘り強いプレーで得点を重ねる。相手の隙をついたスマッシュで第1セットを奪取した。第2セットでは、先制点を決めるも相手のコート際を狙った鋭いスマッシュに苦戦。一時はリードを許す展開となるも、攻めの姿勢を貫き連続得点で逆転する。最後まで勢いそのままに勝利を収めた。
第1、2回戦で2連戦白星を飾り流れに乗る立大。勝利すれば2部昇格が決まる大一番の第3回戦ダブルスに挑んだのは大澤・吉岡の3年生ペアだ。開始から息の合った連携プレーで相手のミスを誘う。その後もリズムを崩すことなく吉岡の鋭いスマッシュで第1セット先取を決めた。迎えた第2セット、序盤から激しい攻防戦が繰り広げられ一進一退の展開が続く。スピード感のあるラリーの中、主導権を握るべく鋭いスマッシュで猛攻。根気強いプレーで流れをつかんだ。昇格がかかったマッチポイントで相手のミスを誘いストレート勝ち。立大バドミントンは2部リーグへの昇格を成し遂げ、選手たちは笑顔を見せた。
試合後、大澤は「これからも自分がしっかりチームを勝たせられるようにしていければいいかなと思います」。と語った。入れ替え戦の壁を乗り越え成長した選手たちが2部リーグでも立大らしいプレーで活躍する姿に期待したい。
◆コメント◆ 大澤選手
ー今日の試合振り返って
今回の大会は本当に自分の調子が良くなくて、チームメイトに助けられる所もありましたけど、今日は本当に自分のペースで進めることのできた試合内容でした。
ー昨日も3部の決勝戦があったが今日のコンディションは
疲れは少しあると思いますけど、相手は昨日試合してないですし、試合感というのではこっちに分があったんじゃないかと。そういうところでは試合の入り方とかを意識してゲームに入れたと思います。
ー帝京大との対戦経験は
去年の秋リーグの入れ替え戦で決勝戦で対戦してそこでも勝っていたので、あと去年の夏とかにも練習試合とかが開催されていてその時も結構勝ち越した相手だったので、いつも通り自分達の力を発揮できれば勝てる相手だったと思いました。
ー全試合ストレート勝ちで昇格を決めたが試合中余裕はあったか
シングルスは本当に余裕があって、伸び伸びプレーできたんですけど、ダブルスは結構点差もギリギリだったところもあったので、緊張しすぎないようにしていましたけど、ちょっと顔がこわばっちゃうところもあったんですけど、なんとか勝てて良かったです。
ー接戦の試合の時思っていたこと、心境
自分は結構今日は当たっている日というか、だいぶ調子が良かったので本当に積極的に行く気持ちでいきました。
ー声援の盛り上がりについて
今回勝ってる相手ということで、こちらはチャレンジャーですし緊張とかを声出して誤魔化すではないですけど、そういう入り方して、応援とかも楽しく盛り上がって、緊張を和ごまして、そういう感じでリズムをやってるので、それはいつも通りやるみたいな感じになっています。
ー2部と3部の大きな違い
やっぱり前回自分達が一年生の時に2部リーグ1回上がりましたけど正直すぐに落ちてしまって、その時やっぱ感じたのは、自分が一年生の頃っていうのは、その上も今居なくて自分達が戦うしかなくて、フィジカルだったりスピードというとか基本的な部分が足りてないなと感じたので、今回上がって次最上級生になった時に、そのフィジカルだったりスピードっていうのがどれくらい差が縮んでいるのかあんまりわかんないところがあるので、試合の時にも球のショットの強さだとか速さだとか、そこは気をつけてやっていければなと思います。
ー2部リーグへの意気込み
とりあえず2部リーグ、去年初めて自分達が2部リーグ上がれなかったので、自分がしっかりチームを勝たせられるようにしていければいいかなって思います。
(10月11日・別所ゆかり)