【バドミントン部】秋季リーグ3部優勝!2部入替戦への切符を手にする
♦2024年度関東大学バドミントン秋季リーグ戦♦
10月5日 成蹊大学 対東京都市大
10月5日、秋季リーグ3部決勝戦が行われた。対戦相手は3部Bリーグ1位の東京都市大。2部入替戦への挑戦権がかかる中、勝利を目指して臨んだ。
第1シングルスでは、大澤(文3)が出場。1セット目は、接戦を繰り広げるも順調に得点を重ねた。相手が先にマッチポイントを迎えるもすぐに追いつき、デュースにもつれ込む。その後は緩急をつけたプレーで敵を翻弄するも、相手のアッタクが決まり1セット目を逃した。続く2セット目では大澤が先制点を決め、試合の流れを取り戻し点を決めていく。相手の素早いシャトルも捉え21ー15で2セット目を勝ち取った。勝利がかかった3セット目。コートが滑りやすい環境の中、序盤は相手の攻撃に太刀打ちできない。しかし、中盤から大澤の反撃が始まる。11点先取でインターバルを迎えた後、連続で得点を重ね一気に点差をつけた。後半はミスが目立ちポイントを許す場面もあったが、相手の猛攻を抑える。死闘を制し見事2ゲーム先取で、立大へ流れをもたらした。
続いて行われた第2シングルス。1セット目から安定して得点を重ね、廣瀬(営2)が優勢に立つ。順調に得点を重ねて第1セットを手にした。続く2セット目では先制を許すもすぐに3-3に追いつく。その後も廣瀬のスマッシュが決まり、点差を引き離す。相手のミスも目立ちそのまま第2セットも勝ち取った。
勝敗がかかったダブルス。第1シングルスでも活躍した大澤と吉岡(営3)ペアが出場。1セット目では先制を逃すものの中盤で逆転。見事な連携で得点を重ね、第1セットをものにする。
続く2セット目では先制点をとり、好調にスタート。相手の攻撃でペースを崩される時もあったが、吉岡のスマッシュや大澤のプッシュなどが決まる。部員の応援も白熱する中迎えたマッチポイント。相手のミスが重なり見事2セット目も勝ち取り、立大を勝利へ導いた。
3部リーグ優勝を果たし、2部入れ替え戦への切符をつかんだ立大。大澤は「自分たちが挑戦者だという気持ちを忘れずに立ち向かいたい」と語る。明日の相手は帝京大。部員の応援を背負い、チャンスをつかんでほしい。
(10月15日・春名愛)
◆選手インタビュー◆
大澤選手
ー試合を振り返って
今回のリーグ戦、全体的にあまり良くない試合が続いて苦しい試合だったんですけど、勝ててよかったです。チームとしては2つ目のシングルできてくれた廣瀬君がしっかりその流れを渡さないように試合してくれてよかったです。
ー今年の部の目標はあったか
今年は2部昇格とインカレ出場をかかげてやったんですけど、インカレ出場は叶わなかったですが、2部に行くチャンスというのはここで掴めたので、明日はまた頑張りたいと思います。
ー今日までどんな練習
前回の春リーグ戦からレシーブの部分から攻撃に繋ぐのがなかなかみんなできてなかったりしたので、そこを重点的にやったのと、ちょっと体力作りということを意識して。大学生だと自分から走る人とかいないので、体力からしっかり勝ちに行こうということでそういうことも始めました。
ー3部優勝の感想
嬉しいです。春リーグでは負けてしまっているのでここで優勝できてよかったです。
ー東京都市大をどんな相手だと捉えてたか
なんかみんなゴツい。フィジカルがあるような。逆にそこを返せれば自分たちを有利な展開に持っていけるのかなと思います。
ー応援は
楽しませてくれる応援なので、うちのチームは。緊張した場面でも部員がいるとリラックスできたりとかするので力になっています。
ーダブルスは
普段やっていることをやれば勝てるという話はしていたので、自分たちの力出せるようにリラックスしてやりました。
ーインターバルではどんな会話を
今日はちょっとスリッピーな、ちょっと滑るから気をつけようねとか言って。あと、しっかり足を出して自分たちから行こうという話はしました。
ー帝京大学の印象、明日への意気込み
帝京大学さんとは練習試合も行いましたし、去年かどこかのリーグ戦でも当たって、実は1回自分たちが勝っているので、なんかチャンスは全然あると思っていますが、向こうは2部の大学ですし自分たちが挑戦者だという気持ちは忘れないように、向かっていく気持ちでやりたいと思っています。