【ハンドボール部】1部残留へ負けられない早大戦。相手ディフェンスに阻まれ惜敗した
2024年度 関東リーグ 1部
第4戦 9月14日 立大28―30早大 水海道総合体育館
秋季リーグ開始から3連戦黒星の立大。悪い流れを断ち切るためにも、迎えた早大戦は何としてでも勝利したい一戦であった。しかし、序盤から高さのあるディフェンスに阻まれ思うように点を奪取することができない。後半では、主将・大久保(営4)を中心に点差を縮めるも逆転叶わず惜敗を喫した。
開始1分、先制点を決められる。大久保・平田(ス4)が攻め込むもGKにセーブされ、開始4分で点差は4点にまで広がった。相手の速攻に苦しむ中、反撃を試みる。前半15分では激しい攻防の末、相手選手が負傷し試合は一時中断。緊迫した空気の中、試合が再開する。相手ディフェンスに怯むことなく丸山(営3)・松川(ス4)を中心に猛攻。しかし、点差を縮めることはできぬまま前半を折り返す展開となった。
4点ビハインドで迎えた後半でも、先制点を決められる。思うようにリズムをつかむことができず苦戦する中、大久保がファールを誘い平田が7㍍スローを決めた。この1点を機に流れに乗る立大。GK・阿部(文3)の好セーブや高木(済2)のサイドシュートが光り、1点差にまで迫る。しかし、残り1分で早大に追加得点を許し試合は終了した。
序盤から主導権を奪われ失点が続いた今試合。強固なディフェンスにも苦しめられ、悔しくも今季初の白星を飾る結果には至らなかった。試合後、丸山は「追いつきそうな僅差の場面での運び方が下手なのでこれから修正していきたい」。と語った。1部リーグに昇格してから、僅差での敗戦が続いている中で成長を誓う。次戦では、念願の初勝利を収めることに期待したい。
(9月25日・別所ゆかり)
◆コメント◆ 丸山選手、青木選手、高木選手
ー試合を振り返って
(青木)振り返ってみると、連続失点されることが多くて、その分自分たちも取り返しているが、良くも悪くも波があった試合。その波をコントロールできるように頑張っていきたい。
(丸山)立教が追いついていくような試合がこの数試合続いているが、その追いつきそうな僅差の場面での運び方が下手なのでこれから修正していきたい。
(高木)せったところの大事な場面の一歩とか、最後のディフェンスのところとかも自分がもうちょい寄せていればそこをわられるところがなかったかもしれない。細かいところが負けに繋がったと思う。
ー試合に向けての準備
(青木)相手の左利きの選手が特徴的な選手だったので、そこに対して守り方をいつもと変えてみて、それを試合中のなかでダメだった時にどうするかも含めて対策した。
ー良かった点
(青木)チーム全体として、序盤から点差が離されている展開が多かったが、最後に追いつけたところ。けど、そこで勝ちきれないと、今まで通りの立教だと思うので、これから先勝ち切れるように頑張りたいと思う。
個人としては、前半フルででて、後半体力の消耗で疲れが出てきて集中力がなくなってきてる展開が最近多い。そこで、頼れる後輩がいっぱいいるので短時間でも集中できるように頑張りたいと思う。
(丸山)正直、いつも通りやってたら早稲田に勝てたと思う。自分は今日の試合は不意に落ちなかった。個人としては、シュート全部決めきれたというのはすごい良かったが、この早稲田は絶対に勝ちたかった。そこで勝ちきれなかったのは悔しい。
(高木)個人的には、自分初めて一部で試合やって緊張しているところもあったが、先輩たちのサポートもあって、シュートも決めることができた。ディフェンスも粘れて、流れ持って来れる感じにはなったので良かったが、最後勝ちきれるところまで持っていけなかった。自分が声掛けとかできることがもっとあったんじゃないかと思う。
ー次戦へ向けて
(青木)相手は誰がどうみても日本一のチーム。負ける気はないが、チャレンジャーーとして勝つ気で準備して戦おうと思います。
(丸山)大城コーチが言っているように、自分たちはディフェンスが持ち味。攻撃が強いチームを相手に通用するか。頑張ってディフェンスしたいと思う。
(高木)明日ベンチに入れるかわからないが、中央のビデオとかしっかりみて、自分が出るってなったら自分が感じたことをコートに出せるようにして、出られなかったとしても試合に出るメンバーにアドバイスできたらと思う。