【準硬式野球部】完璧な継投と思いの強さがつながった打線で快勝！真の強さを見せつけた一戦

♦２０２４年東京六大学準硬式秋季リーグ戦♦

９月29日 対東大 法大多摩グラウンド

東大１戦目では８点差をつけて白星を挙げた立大ナイン。勢いそのまま、今まで戦い続けてきた４年生たちが２戦目でも躍動した。

出塁し、笑顔を見せる土屋(社４)

勝ち点のかかった東大２戦目でのスターティングメンバーは全員が４年生。多くの観客から熱い声援が送られる中、試合は始まった。１回表、先攻の立大は１番・山下（現４）がヒットを放つと榎本（法４）が右翼前にボールを運び先制に成功する。さらに４回表では主将・塩野（観４）が二塁打、続く今回が初めての公式戦出場となった土屋も安打を放ち無死１・３塁の好機が訪れる。このチャンスで打席に立ったのは立大打線を今までけん引してきた森川（営４）。しっかりと低めの球をとらえ、１点を追加する。さらには上岡（社４）も犠打で土屋をホームに返し、得点を重ねた。

力投する谷詰（コ３）

猛攻する野手陣に対し東大打線を抑えるは、立大の先発をこれまで何度も担ってきた上岡。６回１失点４奪三振の好投を見せ、打点も上げるなど活躍をみせた。上岡の後を託されたのは立大の救援陣の主軸である谷詰。10球で３人を抑える好リリーフで野手陣に勢いをもたらした。

球を見極める森川

投手陣の好投と打線がかみ合い、３点差の４－１で迎えた８回表。先頭打者である森川が三塁打を放つ。続く岩澤（済４）もライトに適時打を決め、５点目を追加する。さらに上金（済４）の犠打、相手の失策により点が入り９－１まで点差を広げた。投手陣も狩野（社２）・荒木（ス２）がしっかりとその後も抑え、東大から白星をつかんだ。

挨拶をする選手たち

今までの経験や信頼から投手陣・野手陣が上手くかみ合わさった東大２戦目。リーグ戦も折り返しとなるが流れにのって勝ち星をより多くつかんでいって欲しい。

（１０月１３日・奥川晴葵）

♦コメント♦

土屋選手

―今日の試合振り返ってみて

今日はまず上岡が試合を作ってくれて、守備から良い流れを作ってもらって。こっちも

ヒットとか相手のミスに付け込んで点を取れたのが勝ちの要因かなと思います。

―自身のマルチについて

たまたまヒットなってよかったですが出来すぎかなと。

―対策とかはしていたか

いつも通りピッチャーの投げるタイミングに合わせて打つだけ。それだけですね。

―初出場について

昨日の夜からめちゃくちゃ緊張していて、正直。でも別に緊張することは悪いことでは

ないですし。他の人も久々に出る人も多かったので、自分が１番緊張してれば周りの

人は楽に出られるかなと思って緊張しました。

―個人的に今日の試合で１番良かったことは

1打席目のヒットです。

―リーグ戦に向けて

あと４戦勝てばほぼ優勝確実なので。もう４連勝して必ず優勝して花を添えたいと思

います。