大量リードを許すなか、意地を見せられるか〈秋季リーグ戦 明大2回戦〉

◆2024年度東京六大学秋季リーグ戦◆

10月13日 対明大 明治神宮球場


打者成績

位置 選手名・学年・出身校 打数 安打 打点 四死球 本塁打
[7] 桑垣(コ3=中京大中京)
[4] 齋藤大(コ4=東北)
[6] 小林隼(コ1=広陵)
小林誠(ス2=日大二)
大山(文2=広陵)
[9] 鈴木唯(コ3=東邦)
[3]5 黄(営4=興南)
[5]6 柴田(コ4=東明館)
[8] 北田峻(コ3=報徳学園)
菅谷(コ4=市立船橋)
[2] 戸丸(コ4=健大高崎)
山形(コ3=興南)
佐々木(コ4=日大習志野)
丸山(コ2=大阪桐蔭)
[1] 大越(済3=東筑)
西川(社3=神戸国際大附)
塩野目(コ4=足利)
鬼頭(文4=横浜)

投手成績

選手名・学年・出身校 投球回 球数 被安打 奪三振 与四死球 自責点
大越(済3=東筑) 70
塩野目(コ4=足利) 28
小林誠(ス2=日大二) 29
佐々木(コ4=日大習志野) 32

強敵・明大に先勝し迎えた2回戦。昨日の勢いそのままに、連勝で今季2つ目の勝ち点を奪いたい。初回、先発の大越(済3=東筑)が3本の長短打を浴び、3点を先制される。さらに代わった投手陣も打ち込まれ、今季ワーストの8失点。一方の打線も相手投手陣に抑え込まれ、得点は内野ゴロの間の1点にとどまった。

力投した塩野目

第2戦の先発のマウンドには大越が上がった。初回テンポよく2死を奪うも、安打と味方の失策で2死一、二塁のピンチを背負う。ここで相手5番の小島河(3年=東海大相模)に右中間への適時三塁打を打たれ、2点を先制される。さらに次打者にも適時打を浴び、3失点の立ち上がりとなった。なんとか立て直したい大越だったが、3回に再び小島に適時三塁打を打たれ追加点を奪われる。4回は無失点に抑えたものの、5回表の打席で代打を送られ、4回4失点で降板となった。5回からは塩野目(コ4=足利)が登板するも、相手打線の勢いを止められず2失点。6回には代わった小林誠(ス2=日大二)が小島にこの日4安打目となる2点適時打を浴び、さらにリードを広げられた。

安打を放つ柴田

打線は初回、1死から昨日満塁弾の齋藤大(コ4=東北)が三内野安打で出塁する。しかし3番の小林隼(コ1=広陵)の打席で齋藤がまさかの牽制死。そして小林も打ち取られ初回の攻撃は3人で終了となった。3点ビハインドとなった2回には2死から柴田(コ4=東明館)、北田峻(コ3=報徳学園)の連打でチャンスを作るも戸丸(コ4=健大高崎)が倒れ得点とはならず。6回にも安打と四球で1死一、二塁とするも黄(コ4=興南)、柴田が打ち取られ、この回も無得点に終わった。何とか意地を見せたい打線は、最終回に連続四球と相手のバッテリーエラーで1死二、三塁の好機を迎える。ここで代打の丸山(コ2=大阪桐蔭)の二ゴロの間に1点を返す。しかし反撃も及ばず、勝ち点の行方は明日以降に持ち越しとなった。

この日二安打の齋藤大

今季これまでなかったような大敗を喫したが、下を向いている暇はない。明日の3回戦で何としてでも勝利し、優勝への望みをつなぎたい。タテジマ軍団がさらなる「結束」を見せつける。

(10月13日・尾暮克心)

≪明大1回戦の戦評はこちらから≫

≪明大3回戦の戦評はこちらから≫

関連記事一覧