【ラグビー部】対抗戦ついに開幕!史上初の選手権へ

◆2024年関東大学対抗戦 Aグループ◆
9月14日 対早大 駒沢オリンピック公園陸上競技場

今年も関東大学対抗戦が幕を開ける。日差しが照りつける中、早大との初戦が駒沢オリンピック公園陸上競技場にて行われた。前半5分、相手のオフサイドからショットを選択し、先制に成功。その後も堅いディフェンスで接戦を演じるも、28分にトライを許し前半を6―26で折り返す。後半、鍛えられたスクラムと前に出るディフェンスで早大相手に立ち向かうも、相手に連続トライを許し、初戦を白星で飾ることはできなかった。


ショットを狙う10番・中(観4)

序盤は相手の固いディフェンスを突破できずにいたが、前半5分相手のペナルティからSO中優人(観4)がPGを決め、3点を先取する。FL石川洋志郎(理3)やCTB佐藤侃太朗(文3)らを筆頭に低いタックルで相手に固いディフェンスを見せた。前半10分にラインアウトからスチールを許しトライを奪われる。前半17分、相手がキックしたボールをFB大畑咲太(観2)が取り、WTB須川遼平(社4)に素早くパスをつなぐ。敵陣22mライン手前まで近づき、好機を作ったがトライには至らなかった。しかし、前半20分相手のハイタックルから再度ショットを選択し、見事キックを沈め1点をリード。その後、追加点を試みるも相手の素早いパスや切り込むプレーに対応できず、連続トライを許した。前半を20点ビハインドで折り返す。

華麗なステップで相手をかわす15番大畑(観2)

後半開始早々、CTB佐藤侃太郎やSH伊藤光希(社4)が相手に突き刺さる低いタックルを見せる。迎えた後半2分、WTB村上有志(営1)がFB大畑にオフロードパスをつなぎ、ビッグゲイン。ゴールラインまであと5mの位置まで進む。相手のオフサイドでゴールラインわずかまで進むもトライには結びつかない。スクラムで押す場面も見られたがトライを奪うことはできなかった。その後後半8分、相手のラインアウトのミスに佐久間(法3)がすかさず反応。BK陣を中心に素早いパスで敵陣22mまで前進するも、あと一歩が届かなかった。力強いディフェンスで前に詰めるが立て続けにトライを許し6-57でノーサイドの笛が鳴り響いた。

攻め込む11番村上(営1)

ホイッスルが鳴るまで早大に粘り強く食らいついた立大。対抗戦を白星で飾ることはできなかったが、確かな成長をみせつけた。前にでるディフェンスと、ボールを大きく動かすアタックで次戦は筑波大と対戦する。初の大学選手権出場という目標に向かい日々精進をつづける。

(10月5日・今野春和)

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