【野球部】勝ち点獲得へ負けられない戦い!!両校の勝負の行方は…〈秋季リーグ戦 法大2回戦〉

◆2024年度東京六大学野球秋季リーグ戦◆

22日 対法大 明治神宮球場


打者成績

位置 選手名・学年・出身校 打数 安打 打点 四死球 本塁打
[6] 小林隼(コ1=広陵)
[4] 齋藤大(コ4=東北)
[9] 鈴木唯(コ3=東邦)
菅谷(コ4=市立船橋)
[7] 西川(社3=神戸国際大附)
桑垣(コ3=中京大中京)
[3] 黃(営4=興南)
[5] 柴田(コ4=東明館)
[8] 北田峻(コ3=報徳学園)
[2] 戸丸(コ4=健大高崎)
[1] 大越(済3=東筑)
岡本豪(コ4=報徳学園)
田中優(文1=仙台育英)
朝井(営4=健大高崎)

投手成績

選手名・学年・出身校 投球回 球数 被安打 奪三振 与四死球 自責点
大越(済3=東筑) 72
田中優(文1=仙台育英) 56
朝井(営4=健大高崎) 28

第1戦は同点で終わり、勝ち点奪取に向けて今日こそ勝利をつかみたい立大。初回から西川(社3=神戸国際大附)の適時二塁打で先制した。3回には小林隼(コ1=広陵)の本塁打で追加点を奪う。5回にも一挙3点を獲得し、投手陣を援護。投げては大越(済3=東筑)が5回2失点。田中優(文1=仙台育英)が3イニングを投げて無失点の好投を見せ、勝利を収めた。

本塁打を打つ小林隼

前の試合とは変わり、左腕・吉鶴(木更津総合=4年)に対して右打者を7人並べた立大。法大の投手陣をいかに打ち崩せるかが鍵になるだろう。初回から齋藤大(コ4)が内野安打で出塁し、暴投で2塁へ進塁する。4番・西川が適時二塁打で先制点を獲得。流れをつかみたい3回、先頭打者の小林隼がリーグ戦2本目となる本塁打を放った。続く齋藤大も二塁打で好機を作り、応援のボルテージが上がっていく。鈴木唯が犠打を狙い、法大のフィルダーチョイスで1死一、三塁。その後、捕逸で思いがけず追加点を奪う。さらに黄(営4=興南)の犠飛で3点目を獲得し、隙のなさを見せつけた。2点を返され、さらなる得点を取りたい5回。好調の小林隼、齋藤大の2連打と死球で無死満塁の絶好のチャンスが到来した。迎える打者は先制点となる適時打を打った西川。今日2本目となる安打で走者を返し、4番の風格を見せる。さらに犠飛と暴投の間に2点を追加し、この回一挙3点を奪った。

力投をみせる大越

前回登板4失点で敗戦投手なった大越。悔しさを晴らすべく、マウンドに登った。先制点の援護をもらった初回。先頭打者に対して三振を奪うとそのままの勢いで2イニング連続三者凡退に抑えた。3点を貰った3回は安打を許すも併殺で窮地を乗り切る。直後、2者連続四球と内野安打で満塁のピンチが訪れた。しかし右飛で打ち取り、得点を許さない。迎えた4回は3連打で1点を返された。さらに1点を追加され、点差を2点差に縮められる。前の回の不安定さはなくなり、直球とスライダーを織り交ぜながら5回は3者凡退。5回2失点と試合を作った。6回からは田中優(文1)に継投し、2死満塁の危機を招くも無失点で切り抜ける。8回は落ち着いた投球で三者凡退に抑え3イニングを無失点の好投を見せた。9回からは浅井(営4)が登板。本塁打で2点を返されるも7–4で白星を飾った。

グータッチをする田中優(写真左)、戸丸(コ4)

今季最多7得点を獲得した立大はリーグ優勝に向けて勢力は増すばかり。特に小林隼は慶大戦に続き本塁打を放ち、打率も.389と乗りに乗っている。今後も注目の選手だ。明日は勝ち点をかけた重要な試合。このままの勢いで勝利をつかみ取ってほしい。

(9月22日・林梨紗子)

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