【野球部】強敵・法大との初戦!両者譲らぬ戦いの行方は…〈秋季リーグ戦 法大1回戦〉

◆2024年度東京六大学野球秋季リーグ戦◆

9月21日 対法大 明治神宮球場


打者成績

位置選手名・学年・出身校打数安打打点四死球本塁打
[9]山形(コ3=興南)
北田峻(コ3=報徳学園)
[6]小林隼(コ1=広陵)
[8]9鈴木唯(コ3=東邦)
[7]西川(社3=神戸国際大附)
吉野(コ3=仙台育英)
[3]丸山(コ2=大阪桐蔭)
黃(営4=興南)
[5]柴田(コ4=東明館)
[4]田中祥(コ4=仙台育英)
佐藤(ス2=立教新座)
[2]戸丸(コ4=健大高崎)
落合(ス2=東邦)
[1]大越(済3=東筑)
村本(文1=大阪桐蔭)
小林誠(ス2=日大二)
竹中(コ3=大阪桐蔭)
桑垣(コ3=中京大中京)
齋藤大(コ4=東北)

投手成績

選手名・学年・出身校投球回球数被安打奪三振与四死球自責点
小畠(営3=智辯学園)84
田中優(文1=仙台育英)0 2/314
竹中(コ3=大阪桐蔭)1 1/316
吉野(コ3=仙台育英)10

前カードで慶大から8年ぶりの勝ち点を挙げ、勢いに乗っている立大ナイン。優勝に向け負けられない戦いが続く中、迎える第2カードの相手は法大だ。投打にタレントが揃う強敵に対し、チームの「結束」を見せ初戦を白星で飾りたい。

2点を先制され迎えた3回裏、山形(コ3=興南)が右越え本塁打を放ち1点を返す。4回には柴田(コ4=東明館)にも本塁打が飛び出し、同点に追いつく。投げては4人の継投で初回以降は得点を許さない。打線は5回以降も好機を作ったが、あと一本が出ず引き分けとなった。

好守備を見せた戸丸

第1戦の先発を務めたのはエースの小畠(営3=智弁学園)。初回2死一塁から適時三塁打を打たれ、先制点を献上する。さらに次打者の打席での暴投で2点目を奪われた。その後も走者を背負う投球が続いたが、これ以上の得点は許さない。6回には1死二塁のピンチを迎えたが、相手の中軸から連続三振を奪いリリーフ陣へとバトンを繋いだ。7回からマウンドに上がった小林誠(コ2=日大二)だったが、2死一、二塁となったところで竹中(コ3=大阪桐蔭)に交代。代打の吉安(4年=大阪桐蔭)を高めの直球で空振り三振に切って取り、見事にこのピンチを脱した。続投した8回は先頭打者の出塁を許すも、北田峻(コ3=報徳学園)のファインプレーなどで無失点に抑える。9回には吉野(コ3=仙台育英)が登板。威力抜群の直球にフォークボールを織り交ぜ、相手打線を封じ込んだ。

本塁打を放った山形

打線は2点を追う3回。1死から今季初先発の山形がリーグ戦初となる右越え本塁打を放ち、反撃の狼煙をあげる。2番の小林隼(コ1=広陵)も左前安打で続き、2死後には盗塁を成功させ好機を演出。ここで迎えるは4番の西川(社3=神戸国際大附)。フルカウントからの6球目を捉え、打球は一、二塁間を破る。二塁走者の小林隼が一気に本塁を突いたが、相手の好返球に阻まれ惜しくもタッチアウトとなった。ここで反撃ムードは潰えたかに思われたが続く4回、柴田に本塁打が飛び出し同点に追いつく。しかしその後も得点圏まで走者を進めるものの、相手先発の篠木(4年=木更津総合)を捉えきれない。同点のまま迎えた9回には佐藤(ス2=立教新座)、落合(ス2=東邦)、齋藤(コ4=東北)の代打攻勢を仕掛けるも、得点は奪えず引き分けとなった。

サヨナラ勝ちを祈る選手たち

惜しくも引き分けに終わったが、粘り強さを見せた立大ナイン。先週からの勢いだけでなく確かなチーム力も見せた。勝ち点の行方は第三戦以降に持ち越しとなったが、まずは目の前の一戦を戦っていきたい。

(9月21日・尾暮克心)

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