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【野球部】慶大相手に8年ぶりの勝ち点獲得へ!!接戦を制したのは…〈秋季リーグ戦 慶大3回戦〉

◆2024年度東京六大学野球秋季リーグ戦◆

9月15日 対慶大 明治神宮球場


打者成績

位置選手名・学年・出身校打数安打打点四死球本塁打
[9]菅谷(コ4=市立船橋)
北田峻(コ3=報徳学園)
[6]小林隼(コ1=広陵)
[8]9鈴木唯(コ3=東邦)
[7]西川(社3=神戸国際大附)
[3]丸山(コ2=大阪桐蔭)
[5]柴田(コ4=東明館)
[4]田中祥(コ4=仙台育英)
[2]戸丸(コ4=健大高崎)
[1]小畠(営3=智辯学園)
村本(文1=大阪桐蔭)
友廣(済4=東筑)
吉野(コ3=仙台育英)

投手成績

選手名・学年・出身校投球回球数被安打奪三振与四死球自責点
小畠(営3=智辯学園)106
吉野(コ3=仙台育英)11

1勝1敗で迎えた第3戦。優勝に向けて勝ち点を奪うべく慶大に挑んだ。

先発・小畠(営3=智辯学園)は5回まで無失点の好投を見せる。6回裏には先頭打者・戸丸(コ4=健大高崎)の二塁打で出塁すると北田峻(コ3=報徳学園)の適時打で先制に成功。9回には吉野(コ3=仙台育英)が慶大のクリーンアップを抑え白星を飾った。

二塁打を打つ戸丸

笑顔を見せる北田峻

勝ち点奪取に向けて、慶大の左腕・渡辺和(2年=高松商業)をいかに打ち崩せるかに注目がかかる。初回は鈴木唯(コ3=東邦)がチーム初安打を打つも、後続が打ち取られ無得点。2、3回も走者を出すも得点に結びつけられない。小畠の好投を後押しするべく迎えた4回。2死から今日2本目の安打となる鈴木唯の二塁打で好機を作るも、渡辺和に封じ込まれる。小畠の粘りの投球に応えるべく6回。先頭打者・戸丸が初球を右中間に運び二塁打を放つ。続くは守備からの出場で今試合初打席となる北田峻。球場のボルテージが上がる中、適時打でスコアボードに1を刻む。待望の先制点となった。

好投する小畠

1回戦ではエースとして立大を勝利に導いた小畠が先発を任された。慶大相手に安定した投球を見せることに期待がかかっていた。初回は先頭打者に安打を許すも、無失点に抑える。2回からは立ち直り、三者凡退を続けた。迎えた4回、2死から二塁打と死球でピンチを背負う。しかし鋭い変化球を生かし、中飛に抑えた。5、6回も無失点に抑え、投球でチームを鼓舞する。勢いそのまま先制の援護点をもらった7回、小畠はもう一段階ギアを上げた。慶大打線を三者凡退に抑え、流れを渡さない。1ー0のまま9回には立大の守護神・吉野が登板。持ち前の速球で慶大のクリーンアップと対峙し、三者連続三振で勝利へと導いた。

勝利に喜ぶ選手たち

1点差の接戦を制して慶大相手に8年ぶりの勝ち点を奪った。優勝に向けて次に迎え撃つのは好投手が並ぶ法大。今日の試合では3つの走塁死があり、僅差をものにするためには無くすことが必要不可欠。細いミスをなくし、隙のない野球で勝利を掴み取ってほしい。

コメント 小畠一心選手

―今日のピッチングの良かった点、課題

良かった点は、なんとか0で8回まで行けたことがよかったです。チームが勝つことが1番なのでそれに貢献できて良かった。

 

一昨日の試合を踏まえ、何か意識していたこと

個人的に4失点して相当な悔しさを持っていました。絶対にやり返してやるんだと言う強い気持ちでこの試合に入りました。

 

―慶応から16季ぶりの勝ち点挙げたことについて

かなり久しぶりだったなと終わってみて感じました。結果的に勝ち点を挙げられた事は今後の自信になると思います。

 

―次週以降の試合に向けて一言

まだ始まったばかりなので今後もしっかりと準備したいです。

(9月16日・林梨紗子)

≪慶大2回戦の戦評はこちらから≫

≪法大戦の展望はこちらから≫

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