【馬術部】賞典障害で準優勝!期待の新人が鮮烈デビュー

◆第59回関東学生賞典障害馬術競技大会◆

6月20日 馬事公苑

6月20日、第59回関東学生賞典障害馬術競技大会が馬事公苑にて開催された。11月開催の全国大会への出場権を獲得するための大一番。障害競技には立大から5名がエントリーした。障害馬術競技は全2回の走行の総減点を競う。障害物を1つ落とすと4点減点、規定走行タイムを超過すると1秒につき1点が減点される。馬が障害物を2回飛ぶことを躊躇(ちゅうちょ)すると失権となるため、馬と人の息を合わせることが必要不可欠な競技だ。

嶋岡と聖修

今試合はコース取りが難しく、歴の長い選手でも落馬や失権が相次いだ。その中で第一走行目では、嶋岡が聖修とともに障害減点0の好走を見せる。しかし、続く第二走行では複数の障害物を落としてしまい大幅に減点を取られる。それでも必死に聖修の手綱を握り、2回ともコースを完走。惜しくも入賞はかなわなかったものの全力を出し切った。

秋葉と聖隆。準優勝を果たした

第二走行で頭角を現したのは、期待のルーキー・秋葉だ。4月の新人戦でも準優勝を果たした大型新人は、今試合でも好走を見せた。第一走行は総減点8で好順位につけると、第二走行は減点0の満点走行。相棒の聖隆を信じて駆け抜けた。「結果を残すことができてうれしい」。大舞台での好成績に笑みをこぼした。
他3選手は惜しくも失権を取られたものの、立大は団体総合5位となった。来る6月21日には馬場競技が開催される。障害競技の勢いに乗り、さらなる快進撃を期待したい。

(6月24日・平岡薫奈)

表彰状を手にする秋葉。立大は団体総合5位となった

♢コメント♢ 秋葉選手

-賞典障害競技、準優勝を振り返って

今までの試合であまり良い結果が出ていなかったので、今回このような2位という結果を出すことができてとてもうれしかったです。

 

-初めての関東大会を振り返って

緊張は特に全然してなかったのですが、精一杯自分のやれることをやろうという気持ちで挑みました。

 

-第一走行の減点8の要因は

1個目の障害と次がオクサー障害のダブルが難しかったです。減点8だったところは、関東学生という大きな大会に出場したこともあって、少し自分の焦りというのも出てしまったのかなと思います。

 

-第二走行は満点走行だが

第一走行で出来なかったところをしっかり修復してやれたというのが満点走行、減点0の走行につながっていったのではないかなと思います。

 

-聖隆との相性は

だんだん良くなってきています笑 聖隆は他の馬に比べて馬一倍繊細なところはあるのですが、それでも自分がしっかり正しいことをしてくれたら応えてくれる馬なので、頼りになる馬だと思います。

 

-11月の全学(全日本学生馬術大会)へ向けて

全学は優勝できるように頑張りたいと思います!

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