【体操競技部】東日本インカレ2日目。総合370点を超える大健闘を見せた!

◆第57回東日本学生体操競技選手権大会2日目◆

5月26日 埼玉・彩の国くまがやドーム

 

5月26日に行われた第57回東日本学生体操選手権大会2日目。本大会の団体戦は鉄棒、ゆか、あん馬、つり輪、跳馬、平行棒の6種目から成り、各種目6名中上位5名の得点が団体の得点として加算される。立大からは、主将・渡辺(済4)、村島(済4)、渡邉(済3)、佐野(ス2)、持田(コ2)、杉岡(現1)がチームとなって挑んだ。

第1種目は鉄棒。杉岡が開脚技から着地まで安定した演技を魅せ、12.950点を記録した。「1種目目のスタートダッシュとしては良い演技ができたかなと思う」。1年生ながらにチームに良い流れをつくった。

休憩を挟んで臨んだ2種目目はゆか。ここで村島が活躍を見せる。E難度のルドルフに挑戦し着地で跳ねてしまったものの、その後は切り替えて演技をやり切ることに成功。13.400点と好記録をマークした。佐野も村島に続く高得点13.100点を記録。6人全員が安定した演技を見せ、チームの合計点で6種目のうち最も高い76.000点をたたき出した。

あん馬の演技を披露する杉岡

続く3種目目はあん馬。手元の小さなミスから落下につながってしまう難しい種目だが、ここでも1年生の杉岡が魅せる。交差技からひねり、倒立まで落ち着いて成功させ、13.350点を記録した。また、あん馬を1番の得意種目とする渡邉も落下することなく競技を終え、笑顔を見せた。

あん馬の演技を終え、ガッツポーズをする渡邉

後半、4種目目はつり輪。トップバッターの持田は大きなミスなく切り抜け、笑顔をこぼした。その後、杉岡が着地で膝をついてしまうも大きく失点することはなく本種目を終えた。

5種目目は跳馬。跳馬を得意とする主将・渡辺が圧巻の演技を見せる。技の難易度によって加点されるDスコアで4.800点、技の出来栄えによって10点から減点されていくEスコアで8.800点という高得点を記録した。演技後はガッツポーズを見せ、会場を沸かせた。

最終種目の平行棒でも、6人全員が大きく乱れることなく着地し全種目をやり遂げる。総合点数はチームで目標としていた370.000点を超える370.500点を記録した。最終順位も19チーム中9位と昨年から2つ順位を上げる結果となった。夏に行われるインカレでの立大の更なる飛躍に期待したい。

(6月4日・別所ゆかり)

 

◆コメント◆

村島選手

ー今日を振り返って

今日は練習からすごく調子が良くて、試合でも最後まで集中することが出来た。点数も良い点をとることができて、満足のいく結果になって良かった。

 

ー今日の試合での目標は

チームとしてはやっぱり370点を超えることと団体の成績で2部で1位をとることを目標にしていた。個人としては、最近の練習ではあまり調子が良くなかったのでとりあえずノーミスで満足のいく演技をすることとその後に点数がついてくればいいなと思っていた。

 

ー100点満点で今日の自分に点数をつけるなら

75点ぐらい。全体的にみたら良かったけど、細かいところはやっぱり詰めていない部分があった。例えば、平行棒の手ずらしや跳馬の着地。跳馬の着地はもう少し着地まで意識できたのかなと思う。今後、8月にインカレがあるので、そこで細かいところまで0.1点まで拾えるような演技が出来ればいいなと思っているので100点はお預け。

 

ー得意種目と苦手な種目は

得意なのはゆかで、苦手なのはあん馬。

 

ー今回もゆかで高得点を記録したが、満足度は

1本目、ルドルフというE難度の技をやって、その着地が跳ねてしまったのでやばいなと思った。でも、その後切り替えてしっかり落ち着いて着地まで狙いにいけたので、結構満足している。

 

ー苦手なあん馬については

練習でやってきたことを出せるように落ち着いて最後まで当日やっていくことが目標だった。やっぱり他の選手に比べたら点数は低かったが、自分の中では80点ぐらいで満足な出来だった。

 

ー去年と比べて立大の順位が2つ上がったが、今年の体操競技部の雰囲気はどのような感じなのか、特徴はどんなところにあるか

最近、月1でミーティングをするようになった。そこで雰囲気の話だったり、練習内容の話だったりについてお互いに対話してどうすればもっと良くなるかということを必死に話し合ってきたので、そのミーティングをやってきた部分が効いてるんじゃないかなと思う。今年、部員も増えてすごく雰囲気が良くなっている。インカレに向けてもこの雰囲気を崩さずに盛り上げていけたらいいなと思っている。

 

ーミーティングは新体操の方々も参加しているのか

そうです。普段は体操競技と新体操は別々で練習しているが、月1、木曜日とかに集まってミーティングしている。

 

ーインカレに向けて

インカレは団体でも個人でも満足のいく演技をすることが1番の目標。団体では今回の東日本インカレの点数をもっと伸ばして、やっぱり2部で1位、出来れば1部でも上位を目指すような演技が出来たらと思っている。個人では、今日74.1だったので、もっと細かいところまで拾っていって、75~76点まで目指していけたらなと思っている。

 

杉岡選手

ー試合を振り返って

あん馬までは結構練習のまま練習の通りうまくいったかなと思ったが、 3種目目からちょっと集中が切れてきたかなって感じで、練習でうまくいってたのがあまりいかなかったなと思う。

 

ー今日の目標点数は

74点だったんですけど、0.1点足りなかった。

 

ー会場の雰囲気

初めて大学の強豪校とかがいる中で試合をして、声とかも前回出た国際予選よりもすごいでかくて、のまれそうな感じだった。声が通らないな、みたいな。

 

ー周りの応援は聞こえたか

それが励みになったりはする。

 

ー今日にむけてチーム全体でどのような練習、心持ちで挑んだか

もう全員で、誰か失敗しちゃったりとかしてもちゃんと気持ち盛り上がるよう、 全員でちゃんと成功させる。個人個人じゃなくて、チームとして頑張れるようにずっと練習を続けてきた。

 

ーあん馬が全体で3位だったが、感想は

僕の前が持田さんで、持田さんよりも自分は詰まっていたのであんま得点が伸びないかなと思っていたが、点数をみたら結構高かったのでびっくりした。

 

ー鉄棒も6位だったが、競技後どう感じたか

鉄棒は僕が1番自信をもって取り組んだ種目だったが、欲を言うともう少し難しい技をつめたりしたかった。でも1種目目のスタートダッシュとしてはいい演技ができたかなと思う。

 

ー今日の課題は

やっぱり着地が今日1つも止まってないので、着地の練習と、あと後半にかけてやっぱ集中が切れてしまうので、ちゃんと集中して演技できるように、1つ1つ技を取っていくしかないので、そこが課題。

 

ーインカレに向けて

最終種目の平行棒だったり、種目の最後を任されていることがあるので、ちゃんと強く気持ちを持って、今回よりももっとチー

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