【野球部】若き投手陣の活躍光る!両校の攻防の行方は…〈春季フレッシュトーナメント〉

◆2024春季フレッシュトーナメント◆

6月3日 Bブロック 対明大 明治神宮球場

昨日まで熱戦が繰り広げられた明治神宮球場。リーグ戦を終え、スター候補生が集うフレッシュトーナメントが開幕した。決勝に駒を進めるべく強敵・明大との1戦が始まる。立大の投手陣は明大の強力打線を4人の投手継投で封じ込めた。一方、野手陣は6回裏に落合(ス2=東邦)がチーム初安打を打つも生かせずに無得点。その後も両チームの堅い守備が光り、0-0の引き分けとなった。

投球をする菅野

先発を任されたのは今季リーグ戦、リリーフとして多くの場面で登板した小林誠(ス2=日大二)。チームに勝利を導く投球に期待がかかっていた。初回、四球で走者を出すも無失点に抑える。その後も流れに乗り、打たせて取る投球を披露。5回まで1本の安打を打たれないままスコアボードに0を並べた。6回からはリーグ戦でも好投をみせた山田(営1=大垣日大)に継投。大垣日大高でバッテリーを組んでいた高橋と対戦し、力強い投球で中飛に仕留めた。続く打者に両チーム初の安打を許し、得点圏に走者を背負うも三振でピンチを切り抜けた。8回は菅野(コ1=高田)が神宮初登板。この日最速147kmの速球で相手打線を封じ込んだ。9回を任されたのは田中優(文1=仙台育英)。先頭打者に内野安打を打たれるも味方のファインプレーもあり、無失点に抑えた。

投球をする田中優

先制点を取り、投手陣を援護したい野手陣は5回までノーヒットと明大の先発・外山を崩せず苦しい展開。6回裏、落合がチーム初ヒットを打ち、ベンチが盛り上がる。さらに暴投で三塁に走者を進めるも後続が抑えられ得点を奪えない。0ー0で迎えた9回裏、守備で好プレーを見せた先頭打者・原野(営1=國學院栃木)が四球で出塁するも無得点で引き分けとなった。

安打を打つ落合

両者一歩も譲らぬ展開となった投手戦。惜しくも引き分けとなるも、投手陣は明大打線相手に粘りを見せた。4人の投手リレーで明治の強力打線を抑え込んだ。今後も投手陣の力強い投球はチームに勢いをもたらすだろう。まだまだ成長の可能性を秘めている若き立教ナインの活躍に注目だ。

(6月3日・林梨紗子)

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