【アイスホッケー部】春季リーグ3試合目!東海大相手に 、今大会初の白星を挙げる!
◆2024年秩父宮杯第71回関東大学アイスホッケー選手権大会◆
5月18日 対東海大 ダイドードリンコアイスアリーナ
5月18日、春リーグ戦3試合目を迎えた。今リーグでは0勝2敗とまだ白星をつかめていない立大。初勝利を飾るべく東海大と対戦した。
序盤から果敢に攻める第1P。何度も敵陣にパックを運び、キーパーの隙を狙うもなかなかシュートが決まらない。試合が動いたのは、開始10分。敵陣でのフェイスオフをチャンスに変え、立石(営2)が先制点を決める。その後、好調な流れに乗り続けて中舘(営1)がゴール。12分、太田(済4)の退場によるキルプレーの場面では、相手の巧みなシュートに対して鈴木(文3)の好セーブが光り、得点を許さない。続けて磯﨑(法1)のシュートでさらにリードを引き離した。両者譲らない猛攻撃の末、3点リードのまま第1Pを終えた。
開始15秒あまりに浅野(営2)が得点を決め、始まった第2P。直後に両チームともにペナルティとなり、選手が1人ずつ退場。人数が少ないなか何度もパックを敵陣に運び攻撃を続けるも、なかなか得点に繋がらない。5分、東海大のペナルティによるパワープレーのチャンスが訪れる。しかし、相手のキーパーに防がれてしまい、チャンスを得点に変えられない。ウィルコックス(文1)がペナルティ代行で退場し、キルプレーの場面となった9分。不利な状況の中、中舘がディフェンスで取り返したパックをそのまま敵陣まで運び込みシュートを決めた。続けて齊藤聖(済2)がキーパーの隙を見てゴールし、さらに点差を広げる。14分に東海大に反撃を許すも、その直後に齊藤悠(済1)がゴールを決め、立大の流れを譲らない。激しい攻防が続くが、キーパーの杉山(現1)がチームのピンチを救う。追加点を与えるも最小失点に抑え7-2で第2Pを終え、勝負の行方は第3Pに持ち越された。
5点リードで迎えた第3P。開始から東海大の猛攻を受け、9秒でポイントを奪われる。何度もシュートを打つが、相手の堅い守りを崩せず苦戦する立大。その間に2点リードを縮められてしまう。8分でタイムアウトを取り、チーム全体で話し合うことで気持ちを切り替える時間を設けた。試合再開後、後半に向けて試合は白熱。互いに激しく攻め合い、両者譲らない展開が続く。
動きがあったのは、15分。敵陣でのフェイスオフから圃田(営3)や浅野らが巧みにパスを回し、中舘が8点目のゴールを決めた。その一打で流れを持ち直し、キルプレーの中でも池田(ス2)、平子(ス1)らのアシストで浅野が安定したシュートを見せる。東海大の追い上げを許さず9-5で試合の幕は閉じた。
春リーグ初勝利となった東海大戦。今試合では、チームでの連携や全員で勝利を狙う強い姿勢がみられた。次に迎えるのは青学大戦。今回の勝利をきっかけに、さらなる白星を追いかける立大アイスホッケー部の活躍に目が離せない。
(5月26日・春名愛)
◆コメント◆ 中舘選手、磯﨑選手
ー今日の試合を振り返って
中舘:全体を通していい流れではなく、悪い流れに代わることがあったので、次からチームとして改善できれば、もっと良い結果を残せると思う。
磯﨑:チームの課題として挙がっていた出だしの悪さは改善できた。第3Pの最初に3点
連続で失点してしまったのは今後の課題だと思う。
―チームのコンディション
中舘:後半は悪いシーンが多かったが、課題として挙げていた出だしの悪さは改善できたので良かったと思う。
磯﨑:今日はチーム一体となって勝ちにいけたので良かったと思う。
―東海大への対策
中舘:強いチームでもあり、体などもコンスタントに当たってくるチームだったので、ケガしないように常に気を抜かずに試合に挑んだ。
磯﨑:東海大は人が少ないので、たくさん走って競り勝つところを意識して挑んだ。
―次戦への意気込み
中舘:もっとポイントに絡んでいけるように頑張りたい。
磯﨑:次戦は青学大だが、今シーズンの春合宿で行った練習試合では勝てなかったので、勝ち切れるように頑張りたい。