【ハンドボール部】無傷の6連勝!入れ替え戦への弾み をつける

2023 年度 関東学生リーグ 2部

5月3日 東京理科大野田キャンパス体育館

春季リーグも中盤に差し掛かり、第６戦を迎えた。ここまで負けなしで勢いに乗っている立大。連続の勝ち星を狙い、開智国際大と対戦した。試合開始から得意の速攻で得点を重ね、８点リードで前半を折り返す。続く後半、序盤にシュートミスが続くも、堅守を貫き快勝した。

ゴールを狙う平田（コ４）

試合開始直後、大久保（営４）がカットインシュートでゴールを狙うも、軌道が外れ入らない。すぐさま相手にボールが渡り、チャンスを与えてしまうが、立大をディフェンス陣がそれを阻んだ。宜寿次(ス2)がそのままゴールへと走り、先制点をあげる。その後は相手の連携プレーに苦戦しながらも、
大久保のディフェンスの間をついたカットインシュートや、石井のエネルギッシュなプレーで着実に点差を広げていく。守護神・阿部(文3)の好セーブも光り、16-8で前半を折り返した。

ハイタッチを交わす阿部（＝写真左）、大西（ス１）

さらにリードを広げたい後半。開始2分で7メートルスロー権を連続で与え、２失点を許す。相手の猛攻は続き、開智国際大のペースで試合が進む苦しい展開に。後半 12 分、たまらず立大はタイムアウトを切り、状況の立て直しを図った。その後もシュートミスが重なり不穏な空気が流れるも、阿部
の連続好セーブがチームに活気をもたらす。開始 24 分、松川（コ４）が速攻から相手のファールを誘い、ペナルティスローを獲得。石井（ス２）、川原（営２）もシュートを重ね、32―25 で快勝した。

ゴールを狙う冨永（ス２）

攻守ともにうまく機能し、試合のペースを握れた前半だったが、後半にはシュートミスが散見された。青木（コ３）は「シュートが入らなかったのが今後の課題」と語る。立大ハンドボール部はこの経験を活かして、入れ替え戦に向けてさらなる弾みをつけるに違いない。

（５月15日・花井遥）

◆コメント◆ 青木選手（コ３）

ー試合を振り返って
前日の試合の結果が内容も含めてあまり良くなかった。今日は点差も含めて自分たちのやりたいことをやろうとして挑んだが、ディフェンス面で良かったが、シュートが入らないことが多かった。そこが今後の課題だと思う。

ー良かった点
途中から代わったプレーヤーが流れを変えてくれたので、最初のスタートで出ていたメンバーが調子悪くても立て直せたのが良かったと思う。

ー反省点
さっきも言ったようにシュートミスが多くて自分たちの流れに持っていけなかった。シュートも簡単に打つのではなくて、普段の練習からひと工夫して打っていきたい。

ー練習中や試合中意識していたこと
相手も人数が多いので流れに乗ると勢いがあるチーム。そういった雰囲気に飲み込まれないように自分たちのペースを意識して試合展開を運ぶことを意識していた。

ー次戦へ向けて
次からの試合は結構緊迫したものになると思うので、一瞬一瞬気を抜かず、気合を入れて頑張りたいです。