【野球部】勝負の第3戦!勝ち点奪取へ向けて意地を見せられるか〈春季リーグ戦 明大3回戦〉

◆2024年度東京六大学野球春季リーグ戦◆

5月14日 対明大 明治神宮球場

打者成績

位置 選手名・学年・出身校 打数 安打 打点 四死球 本塁打
[6] 小林隼(コ1=広陵)
H6 鬼頭(文4=横浜)
[4] 田中祥(コ4=仙台育英)
[5] 柴田(コ4=東明館)
[7] 西川(社3=神戸国際大附)
山形(コ3=興南)
[9] 菅谷(コ4=市立船橋)
[3] 丸山(コ2=大阪桐蔭)
齋藤大(コ4=東北)
平野(コ4=春日)
[2] 戸丸(コ4=健大高崎)
鈴木唯(コ3=東邦)
[8] 北田峻(コ3=報徳学園)
[1] 大越(済3=東筑)
山田(営1=大垣日大)
落合(ス2=東邦)
田中優(文1=仙台育英)
佐藤(ス2=立教新座)
沖(法4=磐城)
吉野(コ3=仙台育英)
井上太(コ4=東農大二)
小林誠(ス2=日大二)

投手成績

選手名・学年・出身校 投球回 球数 被安打 奪三振 与四死球 自責点
大越(済3=東筑) 1 0/3 23
山田(営1=大垣日大) 14
田中優(文1=仙台育英) 19
沖(法4=磐城) 20
吉野(コ3=仙台育英) 32
小林誠(ス2=日大二) 21

「真の紫」をかけ繰り広げられた紫合戦。初戦は明大から3年ぶりの勝ち星を挙げるも、第2戦では敗北を喫した立大ナイン。なんとか今日の試合をものにし、今季初の勝ち点を掴み取りたい。

先発・大越(済2=東筑)が急遽降板した2回。後を託された山田(営1=大垣日大)が適時打を浴び、先制を許す。打線は4回に連打でチャンスを作り、西川(社3=神戸国際大付)のスクイズで同点に追いつく。しかしその後は沖(法4=磐城)が5回に2点本塁打を浴びるなど、明大打線を抑えきれず敗戦を喫した。

力投する田中優

勝ち点がかかった第3戦。先発の大越は初回にいきなりピンチを迎えたが、粘りの投球で無失点に抑える。しかし2回に股関節を痛めるアクシデントで急遽降板。マウンドには明大2回戦で神宮デビューを果たした1年生の山田が上がった。攻めの投球を見せるが進塁を許し、二死三塁から右前適時打で先制点を取られる。一時同点に追いつくが、5回に沖が相手4番の横山(4年=作新学院)に2点本塁打を浴び点差を広げられる。その後も相手の猛攻を防ぎきれず、今季最多の7失点を喫した。

打線は相手先発の毛利(3年=福大大濠)に3回までパーフェクトに抑え込まれる。1点を追う4回の攻撃。一死から田中祥(コ4=仙台育英)が執念のバントヒットで出塁し、反撃の口火を切る。続く柴田(コ4=東明館)が右前安打を放ち、一塁走者は一気に三塁へ。一、三塁のチャンスで迎えるは第1戦に決勝打を放った4番の西川。長打を警戒される中、初球に相手の意表を突くスクイズを決め同点に追いついた。立大打線はその後も北田峻(コ3=報徳学園)の二塁打でチャンスを作るなど、攻めの姿勢を見せ続けたが得点には結びつけられない。9回にも無死一、二塁の好機を作り代打攻勢を仕掛けるも、得点は奪えず黒星をつけた。

二塁打を放った北田峻

第3戦までもつれるも勝ち点奪取とはならなかった立大ナイン。最終カードに向け下を向いている暇はない。今こそチームの「結束」を見せ、今季を良い形で締めくくりたい。

(5月14日・尾暮克心)

関連記事一覧