【アイスホッケー部】今大会3勝を目指す立大。初戦は格上相手に大差をつけられ敗戦を喫した

◆2024年秩父宮杯第71回関東大学アイスホッケー選手権大会◆

5月5日 対早大 ダイドードリンコアイスアリーナ

新体制で迎えた今大会は、早大との試合で幕開け。格上相手の試合に果敢に挑むも、速さのあるパスに翻弄され黒星スタートとなった。

相手と対峙する齊藤聖(済2)

序盤から早大に流れを渡し、思うようにパックを奪うことが出来ない立大。試合開始5分、ゴールサイドから入り込まれ先制点を許す展開に。齊藤聖を中心に巻き返しを図るも、リズムをつかめず苦しい時間が続く。降りかかる早大の猛攻により、先制点から3分毎に6連続で得点を重ねられてしまった。最後まで主導権を奪うことはできず、大差をつけられ第1Pは終了した。

パックを運ぶ齊藤悠(済1)

第2Pで少しでも点差を縮めたい立大。立石(営2)らが果敢に攻め、反撃を試みる。ゴール前までパックを運ぶ場面も見られたが、得点までつなげることは出来ず試合は一進一退。第1P同様に早大の攻撃に何度も苦しめられたが、GK・糸金(ス1)の好セーブが光った。しかし、開始13分で一瞬の隙を突かれ7得点目を許してしまう。その後、早大のプレイヤー2人がペナルティで退場。数的有利な状況を活かしたい立大だったが、ディフェンスに阻まれ攻め込むことが出来なかった。そのまま点差は縮まることなく、第2Pを終える。

ゴールを守る糸金

7点差で迎えた第3P、開始から激しい攻防戦が展開された。開始8分、接触によるけがで齊藤聖が退場。緊迫した雰囲気の中、サイドから隙を突かれ失点してしまう。その後も体を張ったディフェンスで必死に対抗するも、さらに2失点。悪い流れを断ち切ることはできず、10点差で敗戦を喫した。

試合後、主将・鈴木(済4)は「序盤が駄目でそれを引きずってしまった。残りの3試合はしっかり勝って、インパクトを残せたらいいなと思う」。と語った。悔しさをにじませたものの、立大は次戦に向けて気持ちを切り替えている。今大会3勝という目標を達成するためにはもう負けることはできない。今週末に行われる日体大戦での勝利に期待したい。

(5月9日・別所ゆかり)

◆コメント◆ 主将・鈴木選手

ー今日の試合を振り返って

第1Pが全てだったのかなと思う。序盤が駄目でそれを引きずってしまったが、その後第2・3Pではコーチ陣の言葉にもすごく影響されてチームを立て直せた。言葉の重要性を痛感させられた試合だった。

ーどのような狙いをもって試合に挑んだのか

今日はとにかく足を動かすことを意識した。相手のディフェンスは5人回しだったので、そこを狙って疲れさせることが狙いだったが、第1Pではそこが上手くいかなかったのかなと思う。第2P以降では、この狙いを再確認したことで上手くできたのかなと思う。

ー今日の良かった点、反省点

反省点はたくさんあるが、言葉では表せないので省略します。良かった点は、言葉の影響を受けたことからも分かるように、みんな素直なところがいい点だと思う。そのおかげで上手く流れもつかめるようになったので良かったと思う。

ー今大会の目標は

今大会は4試合中3試合で勝利することを目標として活動している。残りの3試合にしっかり勝って、目標を達成したい。

ー次戦への意気込み

次の試合は、立教としてまだ勝てていないので、しっかり勝ってインパクトを残せたらいいなと思う。

ー今年のチームの雰囲気、強み

今年は1年生がたくさん入部してくれた。強いところでやってきた子が多いので、経験値が高く、向上心もある。ある意味、勝利への貪欲さも今までより強いのかなと思う。そこが今年のチームの雰囲気、特徴だと思う。

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