【ハンドボール部】大久保世代開幕！新体制でつかんだ勝ち星

◆2023年度　関東学生リーグ　２部◆

４月15日　開智望小中学校

春季リーグ戦が今年も開幕した。新体制となり臨んだ第１戦の相手は３部から昇格してきた東洋大。新主将・大久保（営４）を中心に得点を重ねる。中盤にはミスが続くも、初戦は黒星発進となった。

ゴールを狙う大久保

試合開始のブザーが鳴り、先制点を決めたのは立大。大久保のロングシュートがゴールネットを揺らした。主将の活躍に立大ベンチの応援も気合が入る。序盤が会場の空気をつかんだ。攻撃の流れに松川も加わり、得点を量産していく。守護神・阿部（文３）の活躍もあり、終始立大ペースで試合は進み、22―４で前半を終えた。

ゴールを狙う川原（営２）

続く後半、立大がペースを握るも、ミスが続いて点を重ねられない。たまらず立大はタイムアウトを切り、チームの立て直しを図った。切り替えた大久保がエースの意地を見せて、見事なスピンシュートが決まる。さらに松川を中心に５得点を獲得。息を吹き返したように見えたが、相手に傾いた流れは変わらない。後半26分、西野（コ４）がプッシングでレッドカードを受け、退場。人数のハンデを背負いつつ奮闘するも、さらに３失点を重ねる。最後のチャンスに荒井（ス２）がシュートを放つが、ゴールネットを揺らすことはできず、会場に試合終了を告げるブザーが鳴り響いた。

ゴールを守る多古（営３）

前半は立大のペースで進むも、後半は苦しい展開も見受けられた。大久保は「初戦ということでばらつきもあったが、勝てて良かった」と語る。春季リーグ全勝、そして１部昇格に向けて彼らは走り始めたばかり。さらなる成長を続け、残りの試合も勝ち抜いていくに違いない。

（４月17日・花井遥）

◆コメント◆　新主将・大久保選手

ー今日の試合を振り返って

初戦ということで、バタつきもあったがとりあえず勝てて良かった。

ー相手の印象

しっかり走ってくる。自分たちも点を決めたあと、すぐに戻ってディフェンスが出来るように意識していた。

ー今日の良かった点

個人としては得点を重ねられたこと。チームとしては、圧倒した試合にすることが出来た点が良かったかなと思う。

ー後半、点を詰められていたが具体的な改善点は

後半の入りが悪かったことが後半全体のプレーにつながってしまったのかなと思う。今後、リーグ戦が続いていく中で、同じメンバーが出続けることは出来ないので、控えメンバーもどんどん使っていくという時間帯があり、そこで穴が空いてしまったかなと思うが初戦はそんなもんだと思う。切り替えて次戦に挑んでいきたい。

ー今季の目標

２部で全勝して１部に昇格すること。個人的な目標は、主将としてチーム全体を良い方向に持っていくこと。プレーで引っ張っていけたらいいなと思う。