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【野球部】開幕カードの勝ち点奪取に向けた正念場!チャンスを作るもつながらず・・・〈春季リーグ戦 早大3回戦〉

2024年度東京六大学野球春季リーグ戦

4月15日 対早大 明治神宮野球場

打者成績

位置 選手名・学年・出身校 打数 安打 打点 四死球 本塁打
[4] 田中祥(コ4=仙台育英)
[5] 齋藤大(コ4=東北)
[6] 柴田(コ4=東明館)
[3] 丸山(コ2=大阪桐蔭)
黄(営4=興南)
[7] 鈴木唯(コ3=東邦)
西川(社3=神戸国際大附)
[9] 菅谷(コ4=市立船橋)
北田峻(コ3=報徳学園)
[8] 桑垣(コ3=中京大中京)
[2] 戸丸(コ3=健大高崎)
[1] 小畠(営3=智辯学園)
鬼頭(文4=横浜)
沖(法4=磐城)
小林誠(ス2=日大二)
髙橋龍(観3=立教新座)
平本(文3=鎌倉学園)

投手成績

選手名・学年・出身校 投球回 球数 被安打 奪三振 与四死球 自責点
小畠(営3=智辯学園) 73
沖(法4=磐城) 30/3 35
小林誠(ス2=日大二) 01/3 14
髙橋龍(観3=立教新座) 01/3 12
平本(文3=鎌倉学園) 01/3

1勝1敗で迎えた3戦目。今季初の勝ち点を得るべく早大との戦いに挑んだ。序盤からお互い無得点のまま試合が進む。4回に先制され直後の5回、菅谷(コ4=市船橋)の安打から好機を作り、戸丸(コ4=健大高崎)の左越二塁打で同点に。しかし8回、投手陣が相手打線に捕まり一挙6点を失い悔しい敗戦となった。

リリーフした沖

大事な一戦を前に、先発を任されたのは小畠(営3)。第1戦では先発として7回3失点の粘り強い投球で試合を作った。敗戦の悔しさを晴らすべく、勝ち星を引きつける投球に期待がかかる。初回は一死満塁となるも無失点で切り抜けた。その後は立ち直り、2イニングを三者凡退。しかし4回、強打者の印出(4年=中京大中京)に三塁打を打たれ、ピンチを背負う。二ゴロの間に走者が帰り、先制を献上した。5回からは小畠に変わり沖(法4)が登板。前日からの連投を感じさせない粘りの投球を披露した。チームに流れを引き寄せるも、8回2者連続で安打で一三塁に走者を許す。小林誠(ス2)に継投するが犠飛を決められて得点を与える。その後髙橋(観3)、平本(文3)の継投リレーでも早大打線の勢いを止められず、6点を追加された。

ガッツポーズを見せる戸丸

打線は序盤、相手投手の伊藤樹(3年=仙台育英)の巧みなコントロールに苦しみ、なかなか打ち崩せない。1点を追う5回、菅谷が右中間への安打で出塁すると相手の暴投で好機を作った。続く打者は第2戦で決勝点を決めた戸丸。伊藤の2球目のストレートを見事に捉えた。放った打球は左翼手の頭上を超え、適時打となり同点に追いついた。なんとしても勝ち越したい8回、先頭の戸丸が四球で出塁し、沖が犠打を決め得点圏に走者を進める。続く田中祥(コ4)が右中間への安打で、一、三塁のチャンスを作るも後続が抑えられ得点には結びつかなかった。5点ビハインドで迎えた9回は黄(営4)、西川侑(社3)、北田(コ3)の代打攻勢で得点を狙うも無得点で黒星を喫した。

リリーフした平本

開幕カードで勝ち点を得られなかった立大。優勝するためにまだまだ負けられない戦いが続く。打撃陣の中で好調な菅谷は打率4割越えをマークしている。次戦からも立大打線の起爆剤となれるか。試合中も積極的な声出しなどチームの士気は高い。次戦の法大戦も「結束」を見せ、勝利を掴み取ってほしい。

(4月15日・林梨紗子)

コメント5回同点適時打を放った#2戸丸

―試合中は投手にどんな声掛けをしているかなるべく自分のせいだと思ってほしくない。それは試合が終わってからの反省でいい。だからこそ試合中は少しでも気が楽に投げられるように声かけは意識しています。―チームの雰囲気や状態は今日の負けを来週にどうも持っていかず、自分たちらしくできるかが大事だと思うので、まだわからないです。―次戦に向けて次は法政戦。まだ優勝がなくなったわけではないからこそ一球への執念を持った練習をしていきたいです。―法政大の印象や気をつけたいことは個人の能力がとても高いと思う。気をつけたいことは今回のようなミスに気をつけたい。

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