【サッカー部】リーグ最終戦!高めた組織力で挑むも敗戦

◆第43回東京都女子サッカーリーグ1部◆

1210日 渋谷区スポーツセンター 対SOCIOS.FC

12月10日、東京都女子サッカーリーグ対SOCIOS.FC戦が行われた。立大が1部リーグ内で首位を占める状態で迎えた最終戦。前半から攻め続け、チームで団結して好ディフェンスを見せる。後半は立大が先制点を決め、流れに乗る。しかし相手の猛攻で逆転され1ー2で敗戦し、3位でリーグ戦を終えた。

試合開始前に集まる選手たち

試合開始からチームで声を掛け合い、果敢に攻める立大。パスを繋ぎ何度もゴール前までボールを運ぶもシュートに繋がらない。相手の猛攻にも団結したディフェンスを見せる。GKの桑名(ス1)も好セーブでチームの危機を守り抜いた。両者ともに激しい攻防が続き、0-0で前半を終えた。

得点を決めた志波

「今季最後の試合を後悔なくやり切ろう」。ハーフタイムで互いを鼓舞し合い、迎えた後半戦。開始3分で志波(コ2)がロングシュートで先制点を決め、試合が動く。その後何度もシュートチャンスを作るも、なかなか追加点に繋がらない。63分にはディフェンスの隙をつかれて同点に追いつかれてしまう。相手に主導権を握られ、84分にも失点。流れをつかめず逆転を許してしまい、1部リーグ最終戦を黒星で終えた。

試合後に観客に挨拶する綿貫


勝利とはならなかったものの、試合後の集合写真では選手たちの顔に笑顔が見られた。横の繋がりだけでなく縦の繋がり、組織力を意識してチームを引っ張ってきた今シーズン。来年以降も得意の団結力で挑み続ける立大の活躍に注目したい。

(12月30日・春名愛)

◆コメント◆

#5綿貫選手

―試合を振り返って

非常に強い相手だった中で、前半は0-0で折り返すことができ、後半も1点取ることができたんですけど、私たちの弱点であるミドルでのシュートで失点してしまったので、この反省を生かして来年また1から頑張ってほしいというメッセージも込められた試合だったんじゃないかなと思います。

 

―試合で良かった点/反省点

良かった点は一人一人で守れない部分もあったが、組織で最終的に守ることができた点です。改善点としては、相手より人数をかけてもフィジカルで負けてしまったという部分です。

 

―リーグ戦全体を振り返って

このリーグは私たちが上位にいることが多くて、自分たちがボールを保持することが多いリーグだったので、攻撃の厚みをかけることができたという点で非常に勉強になったリーグだったと思います。

 

―次のチームに期待すること

今のチームは私が主将だったんですけど、試合にかかわることが少なくて外から応援することが多かったです。でも来年の主将はスタメンでずっと出ることができるくらい戦術的にも、サッカーIQも高くて統率力もあるので、今年培ってきた組織力を活かしつつ主将を筆頭に頑張ってほしいと思っています。

 

―4年間を振り返って

4年間を振り返ると本当に楽しいことだけではなく、辛いこともたくさんありましたが、続けることができたのもこの仲間がいたからですし、この4年間を通して継続することの大切さを学ぶことができたと思います。

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