【アイスホッケー部】格上相手に圧倒的差を見せつけられ敗戦。セカンドリーグ敗退が決定した

◆2023年度関東大学対抗アイスホッケーリーグ戦◆

11月12日　対青学大　ダイドードリンコアイスアリーナ

セカンドリーグ開始から３連敗中の立大。初白星を飾るべく迎えた第４戦の相手は、青学大だ。格上との試合に果敢に挑むも、力の差を見せつけられ敗戦を喫した。そして、同時にセカンドリーグ敗退が決まった。

試合開始直後から、池田（ス１）、立石（営１）がペナルティにより２分間の退場。数的不利の中、先制点を許す展開に。上野（法４）、久保（コ４）を中心に反撃を試みるも、なかなか得点につなげることが出来ない苦しい時間が続く。そして、第１Pも残り３分となったところでディフェンスの隙を突かれ、またもや失点。２点のリードを許し、第１Pを終えた。

相手の様子をうかがう上野

第２Pで巻き返しを図る立大。なんとかリズムをつかもうとするも、相手ディフェンスに阻まれパックを奪うことが出来ない。完全に青学大のペースにのまれ、開始９分には３得点目を許してしまう。そのまま差を縮めることは出来ず第２Pを終えた。

迎えた第３P、悪い流れを断ち切ることが出来ず開始直後からパックを奪われてしまう。それでも必死に点差を縮めようとくらいつき、激しい攻防戦を繰り広げる。しかし、開始４分で上野が２分間退場。立大はパワープレーを切り抜けられず、ディフェンスを崩され連続失点。オフェンス陣は、これ以上の失点は許すまいと必死に応戦する。ついに、開始10分で上野のアシストから立石がパックをゴールへと押し込み、初得点を決めた。得点後は流れに乗り切れず青学大に追加得点を許し、試合終了を迎えた。

パックを狙う立石

得点においてもシュート数においても圧倒的差を見せつけられる悔しい結果となった。セカンドリーグ敗退も決定してしまったが、最終戦まで戦い抜く姿を見届けたい。

（11月21日・別所ゆかり）

◆コメント◆　立石選手

－今日の試合を振り返って

今日はファイナルリーグ進出がかかったすごく大事な一戦だったので、みんなとても気合いが入っていた。しかし、反則が多くなってしまい、我慢してロースコアで勝つという展開にもっていけなかった。それが敗因だと思う。

－青学戦に向けた対策は

青学はすごく研究してくるチームで、戦術の面で実力がある。自分たちが以前、青学と対戦した時とは違った戦術を使おうと意識していた。それがあまり通用しなかったことが反省点。

－攻め・守備の面でそれぞれ意識したこと

攻めの面では、どんどん前に出すこと。後ろでミスして取るなど、青学はミスを突いてくるのが上手いので、ミスしても大丈夫なようにどんどん前に出して、前で回して攻めていくことを意識した。守備の面では、ミスを突いてくるのが上手いのでミスを増やさないように、自分たちのゾーンでシンプルなプレーをするようにして、どんどん前に繋ぐことを意識しようとみんなで話していた。

－得点した時の心境

流れがずっと悪く、まずシュートをどんどん打って流れを自分たちの方にもっていこうと２Ｐでも３Ｐでも言っていたので、そこで自分が１点取れたことは大きかったかなと思う。でも、時間帯が遅すぎたというのと点数を決めた後も流れに乗り切れず終盤に繋げられなかったのは残念だったかなと思う。

－今日の収穫

プレー面ではあまりない。でも、去年まで大差で負けていた青学などと対戦して得点できるようになったことは自信に繋がったと思う。

－2日間連続での試合だったが、今日のコンディションは

多少疲れは残っていたが、みんなやるしかないと分かっていたので気持ちを切り替えた。個人個人でコンディションは整えて準備してきたが、体が動かなくて１Ｐは全然ダメだったかなと思う。

－今季リーグ最終戦への意気込み

セカンドリーグ敗退は決まってしまって、今日はテンションが下がってしまっているが、まだ１週間練習もあるので立て直して、最後に勝ってこの大会を締め括られたらいいなと思う。