【アイスホッケー部】格上相手に粘りを見せるが敗戦を喫した
♦2023年度関東大学対抗アイスホッケーリーグ戦♦
11月4日 対慶大 ダイドードリンコアリーナ
セカンドリーグも2戦目を迎えた11月4日。この日は1巡目で不戦敗という結果に終わった慶大との試合に臨んだ。ファーストリーグを全勝で通過した格上との試合に、立大には緊張感が漂っていた。
開始直後から先制を許し、第1Pは0-3と厳しい立ち上がりになった。その後も点差が広げられ、完全に後を追う展開に。第3Pでは浅野(営1)、圃田(営2)が得点するも、敗戦を喫した。
試合開始直後、フェイスオフからパックを奪った慶大がそのまま先制点を決める。その直後立大にはパワープレーのチャンス到来。巧みなドリブルで相手ゴールに迫るも、チャンスを生かせない。パワープレーが明けるとカウンターに遭い、攻められる時間が続くも鈴木(文1)の堅固な守りが光る。こう着状態が続いていたなか、試合中盤に2連続得点を許し一気に点差を広げられる。その後も接戦が続き、パワープレーの機会が再来。久保(コ4)、池田(ス1)、上野(法4)が相次いで相手ゴールに迫るものの、数的有利を生かせず得点には繋がらず。慶大にリードを許し、第1ピリオドを終えた。
主導権を握られてしまい、苦境に立たされる立大。なんとか流れをつかむべく果敢に食らいつくが、開始から2分で追加得点を許してしまう。連続得点を狙う相手に鈴木が必死の守りを見せ、攻撃面でも久保が相手ゴールに迫る。立石(営1)、浅野もシュートを試みるが守備陣を崩せない。終盤にはパワープレーの機会を渡してしまい猛攻に遭う。慶大の放ったロングシュートをカットできず5点目を献上、圧倒されてしまう。
迎えた第3P、何としてでも点差を縮めたいところだが開始直後からパックを奪われてしまう。1P、2P同様立ち上がりがうまくいかず失点。しかし直後にはゴール前で戦線を繰り広げた末、浅野が得点を決める。その後はなんとかフェイスオフを取り切り、徐々に流れをつかむ。開始5分にはゴール際まで攻められる場面があったが、ここでも鈴木の守備が活躍。そして中盤には立石のアシストで圃田が得点。終盤はフェイスオフを取られてしまう場面が続くも無失点に抑える。久保、立石が攻撃に出るが追加得点には繋がらず試合終了を迎えた。
試合結果としては2-6と点差をつけられての敗退となった。しかしこの試合からディフェンスに新形態を導入したことから、次に繋がる良い試合だったと圃田は振り返る。格上相手との試合が続き厳しいセカンドリーグだが、新形態を武器に次戦に臨む。
(11月10日・清水伽音)