【準硬式野球部】強豪・法大を撃破!3年ぶりのリーグ優勝へ王手をかける

◆2023年度東京六大学準硬式野球秋季リーグ戦◆

10月18日 対法大 あきる野市民球場

10月18日、対法大2戦目があきる野市民球場にて開催された。強豪・法大に対して1戦目は白星をあげた立大。2連勝で勝ち点を獲得すべく、チームで円陣を組み士気を高めた。

安打を放ちガッツポーズをする横張(コ3)

 

先発は望月(ス1)。1回表、立ち上がりにやや苦戦し1点を許すも、その後は落ち着いて投球。1年生ながら堂々としたピッチングを見せた。望月は2回でマウンドを降り、続く2回裏に立大が反撃を見せた。二死満塁で迎えた打者は吉野(コ4)。初球を一塁手前に弾き返しアウトかと思われたが、相手一塁手が後逸し逆転。さらに続く續山(法4)の適時打で3点目を加えた。4回裏にも吉野の適時打でさらに1点を追加し、4-1とリードする展開となった。

5回から好投した谷詰(コ2)

しかし、簡単には勝利を譲らないのが今年の法大だ。5回表、望月から代わった荒木(ス1)が打ち込まれ3点を許す。同点に追いつかれ、勝利に向けて暗雲が立ち込めた。ここで投手は谷詰に交代し、無失点の投球を見せた。法大に追加点を許さず迎えた7回裏、先頭打者の吉野が単打を決めると續山の犠打で進塁。さらに相手投手の暴投で三塁まで進む。藤井蒼(観3)が四球を選び一死三塁に。ここで迎え撃つのは立大が誇る4番打者・藤井達(社4)だ。ヒッティングの構えから犠打を決める。相手バッテリーの隙をつき1点をもぎ取った。
8回、9回は三浦(ス1)が安定したピッチングで無失点に抑える。藤井達の得点が決勝となり、5-4と接戦を制した。
法大から2連勝を飾り、リーグ優勝へ向けて大きく前進した立大。今季は大混戦となりリーグ覇者争いは最終戦までお預けとなった。立大の最終戦は10月29日に早大・東伏見グラウンドで9:30から開催予定の対早大3戦目。2020年秋から優勝から遠ざかっている立大は、3年ぶりのリーグ優勝を目指し、総力戦でラストゲームへと臨む。

(10月20日・平岡薫奈)

◆コメント◆ 吉野選手

-試合を振り返って
ピッチャー全員でつないで総力戦で勝つというイメージで。初戦は取れていたので最悪2勝1敗という中で、2連勝をすることができたので最高の結果になったと思います。

 

-同点に追いつかれた際のチームの切り替えは

法大は強いので、序盤にリードして楽に勝てる試合はないと思っていたので、追いつかれても想定内というところで。後半勝負だと思っていたので試合が終わる頃に勝っていればいいと思って切り替えられたなと思います。

 

-5点目のスクイズに関して

なんとしてでも1点を取りに行くという中で最善の策がどれかと考えた時にセーフティースクイズだったので、それをやったという感じです。

 

-最終戦へ向けて

あとは勝つだけです。最終戦まで1週間あるので、最後は課題で詰められるところは改善して、最後の試合に臨みたいと思います。

 

横張選手

-試合を振り返って

先制されたのですがすぐ取り返すことができて、あとは追いつかれた時もみんなの力が集結して逆転することができたので、本当に良い試合だったかなと思います。

 

-リーグ戦出場経験は

春のリーグにも代打で何試合か出させてもらって、秋はケガをしていたのもあって今季は初打席だったのですが、それで結果が出たので良かったなと思います。

 

-打席を振り返って

今季はまだ代打としての成功がチームとしてはなかったので、なんとしてでも一本出したいなという気持ちで打席に入りました。

 

-けがの調子は

だいぶ良くなりました。バットも振れるようになってきたので、2週間くらい前からバットを振り出して、早稲田戦からベンチに入ってという感じです。

 

-最終戦へ向けて

自分に打席が回ってくることがあればしっかりと結果を残したいですし、4年生と優勝がかかった最後の試合なので素晴らしい形で終われたらなと思います。

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