【ハンドボール部】立大らしさで勝利!入れ替え戦への切符つかむ
◆2023年度関東学生リーグ 2部◆
10月1日 開智望小中学校
長い秋季リーグもとうとう最終戦を迎える。最後の相手は関学大。これまで互いに7勝1敗であり、入れ替え戦出場をかけた負けられない戦いであった。前半はミスが重なり点差を離すことが出来ないが、連携の取れたディフェンスで立大がペースを握る。後半では序盤から立大のペースで試合を進め、快勝で最終戦を締めくくった。
前半は松村(コ4)の先制で幕を開けた。さらに大久保(営3)のカットインシュートや松川(コ3)のサイドからの攻撃で連続得点を挙げる。しかし関学大も鋭いシュートを連発し、リードを保つもなかなか点差を開けない展開に。松村や大久保の好ディフェンスの甲斐もあり、2点リードで前半を折り返した。
さらに突き放したい後半、前半とは打って変わって序盤から立大らしい試合運びとなる。3分過ぎに大久保が相手のプッシングを誘い、7㍍スローの権利を獲得。江幡(観4)がシュートを外すも、リバウンドに成功した。そのまま主将・三谷(営4)が2連続得点を挙げ、会場が沸き上がる。後半9分、22‐15とじわじわと広がる点差に焦る関学大はタイムアウトを切った。しかし、試合再開後も堅守速攻で立大が得点を重ねる。後半12分には4連続得点を挙げ、立大の勢いは加速。相手も反撃を仕掛けるが、中原が好セーブを連発しゴールを簡単には許さない。その後も終盤まで気を抜くことなく、34―23と大きく点差をつけて試合終了となった。
「秋リーグ全勝・1部昇格」を目標に掲げていた立大。全勝という目標は果たされなかったが、敗戦の悔しさをばねに2連勝を重ねることが出来た。待ち受ける入れ替え戦では春リーグで敗れた法大と対戦する。4年生のリーグ戦締めくくりともなる試合。一致団結して勝利をつかみ取り、1部リーグに返り咲きたい。
(10月4日・花井遥)
◆コメント◆ 江幡選手
ー試合を振り返って
事実上の2位決定戦ということで、ここで負けたら終わり勝ったら入れ替え戦という大事な試合だったが、チームとしていい感じに試合に入れて良かったと思う。
ー相手の印象
相手は大エースがいるチームだったので、そこをいかに守れるかがキーになってきたのかなと思う。
ーどんなことを意識していたか
4年生として、最初から立つプレーヤーとしてチームを引っ張っていけるように引っ張っていこうと思っていた。
ー周りの声援について
やはり周りの声援があるからこそ頑張れる。さらに雰囲気も盛り上がれるので周りの声援はすごい力になった。
ー自身の強み
自分は戦術とか組織面とかじゃなくてプレーで引っ張るタイプ。今日はプレーで引っ張れて良かったと思う。
ー入れ替え戦に向けての意気込み
入れ替え戦の相手は法政大学で、春負けている相手。リベンジでしっかり勝ちたいと思う。