【女子ラクロス部】大量得点で東海大下す!勢いそのままFINAL4へ
◆第35回関東学生ラクロスリーグ戦◆
9月23日 対東海大 立大新座キャンパス
前節で強豪・日体大を倒し、FINAL4進出を決めたULTIMATETS。予選Bブロック最終戦の相手は東海大だ。試合会場には応援団も駆けつけ、歓声飛び交う白熱した戦いに。序盤から主導権を握り続けた立大が、圧巻の攻撃力を見せつけ勝利を飾った。
立大がドローを制し、開始した第1Q。ボールをキャッチした#5水倉(観3)が、自陣から一気に持ち上がる。開始2分、先制点を挙げたのは#15荒(コ3)。#1安達(観4)のナイスアシストを、中央に走り込んできた#15荒がゴール左隅に落ち着いて流し込んだ。その後も、相手ゴールを脅かすチャンスを作り出していく。しかし、相手も簡単には追加点を許さない。#13山田(コ3)のフリーシュートは相手ゴーリーに弾かれ、#1安達のショットは惜しくも枠を捉えることが出来ない。そこで立大を勢いづけたのは、#10山下(法4)のナイスディフェンス。相手を簡単にゴール前へ侵入させない、粘り強い守備でボールを奪い返す。堅い守備が起点となり、攻撃を組み立てていった。その後相手に1点を返されるも、すぐさま#1安達の得点で逆転に成功。左サイドから自らボールを運び、角度のない難しい位置からのシュートを確実に決める。終始立大優位で試合が進み、2―1で第1Qを終えた。
1点リードで迎えた第2Q。開始5分、相手に得点を奪われ試合は振り出しに。それでも攻撃の手を緩めない立大。開始10分には右サイドで相手を引きつけた#1安達の鋭いパスを#17豊田(コ3)が冷静にキャッチし、シュートを放つ。素早いクロスの持ち替えで、相手ディフェンスを上手く交わした。その後、#1安達と#3相田(コ3)が追加点。流れを引き寄せたと思われる立大だったが、相手も反撃を始める。試合終了間際にはゴール前で相手をフリーにしてしまい2失点。5―4で前半を終えた。
ハーフタイムには、時折笑顔を見せた選手たち。気持ちを切り替え、第3Qに挑む。開始直後には#1安達のフリーシュートが決まり6点目。その後は相手がボールを支配する時間が続いたが、#4甲斐(コ3)・#5水倉・#9大木(観3)の好守備が炸裂する。また#1安達・#3相田を中心に前線の選手からもプレスをかけることで、自由に攻撃させない。開始11分には、#5水倉が右サイドから中央に切り込み、得点を決める。相手ディフェンスを華麗なターンで交わし、放ったシュートが力強くゴールネットを揺らした。終了間際には、#1安達からパスを受けた#3相田が追加点。第3Qは東海大に1点を返されるも、8―3と圧巻の攻撃力で相手を大きく突き放した。
第4Qは完全に立大ペースで試合が始まる。開始1分にはゴール裏でボールを受けた#92東口(社1)がゴール前に切りこみシュート。前節に続き、期待の新人が得点を決めた。その3分後には、ディフェンスラインからロングパスを受けた#1安達が前線へ運ぶ。#1安達からのパスを受けた#31久保田(文3)が追加点。完全に試合の主導権を握った立大は、#13山田、#6石井(社2)、#92東口が立て続けに得点を奪う。最後まで集中力を切らさず戦い抜いた選手たち。最終スコアは13―6と大差をつけての勝利を飾った。
リーグ予選を4勝1敗で終えたULTIMATETS。今回の結果によりBブロック1位通過を決めた。「やることを1からしっかり見つめなおして、ベストの状態で挑めるように頑張りたい」と力強く語った#1エース・安達。次戦からは、負けたら終わりのFINAL4が始まる。
(10月6日・鈴木麻里奈)
🔶コメント◇
安達選手
―予選最終戦、どんな気持ちで挑んだか
今日は、とりあえず勝つことが第1条件だったので勝つことだけを考えてやりました。
―今日の戦い方
相手が結構エースとエースじゃない人ではっきり分かれているチームだったので、エースの人をどう崩すかというを戦術的に作っていて。1Q、2Qで上手くエースの子を崩して3Q、4Qで楽に勝つというような戦術を立てていました。
―良かった点
良かったところは、基礎的なミスが少なかったところです。1番大事なパスキャッチの部分であまりミスがなかった、雨の中でクロスやボールの状態が良くなかった状況でもミスがなかったので良かったです。
―課題・反省点
フィフティーボールやグラウンドボール、チェイスのところで相手に取られてしまった。せっかく落としても相手に取られてしまってもったいなかったので、そういうところをもう少しつめていきたいと思います。
―3得点した心境
もう少し取りたかったので、ちょっと足りないです。次はもっと取れるように頑張ります。
―今季エース番号#1をつけていると思うがプレッシャーはあるのか
あまりプレッシャーには感じていなくて。普通に楽しんでいて、「1番になったわ~(笑)」くらいの気持ちでやっています。覚悟を持つところは覚悟をしっかり持ってやっていきたいんですけど、それ以上に変なプレッシャーをあまり持たないように自分らしく頑張りたいと思います!