【バスケットボール部】連戦連勝の秋季リーグ!2部復帰めがけまっしぐら

♦第99回関東大学バスケットボールリーグ戦♦

「全勝」の2文字を掲げ、秋リーグを戦い抜く立大バスケ部。チームの勢いは止まらず、見事大会8連勝を挙げ2部復帰に拍車をかけた。

9月23日 対国武大 立教大学新座キャンパス

第7戦では国武大と対戦した。序盤は試合のペースをうまくつかめない立大だったが、#9木下(コ3)らの安定した得点力で徐々にリードを奪う。後半途中、点差を一桁台までに詰められるも、粘り強いディフェンスを発揮し流れを断ち切ると、そのまま点差を守りきり、連勝記録を伸ばした。

 

シュートを放つ木下

開始直後、続けて2得点を奪われた立大だったが、#4神川(済2)らの積極的なDFでマイボールを勝ち取り、テンポ良く得点を重ね流れを取り返す。試合時間5分が経過すると、相手の粘り強いチームディフェンスに24秒経過寸前まで拮抗した場面もあったが、ブザーと同時に#9木下が負けじと3Pシュートを沈める。「自分が引っ張らないと」スタメンが欠ける中、見事にチームを牽引した。

第2Q、立大ボールから試合が再開すると、#22大畑(済3)の得点に次ぎ、#10浜本(法4)が3Pシュートを沈め優位に試合を運ぶ。たまらず相手チームがタイムアウトを取得するも、立大の勢いは止まらない。再開後、#9木下と#23中村(コ2)がボールマンにプレッシャーをかけ、ターンオーバーに成功。攻守ともに試合の流れを掌握すると、47―36で前半を終えた。

シュートを狙う高柳(観3)

勢いに乗った前半だったが、後半はフリースローなどで徐々に点差をつめられ厳しい試合展開となる。しかしオフェンスリバウンドを#21田中(法1)が勝ち取り、得点につなげるなど粘りを見せた。終盤には#22大畑や#23中村が3Pシュートで得点を量産し、じわじわと点差を広げてみせる。15点のリードで開始した最終Q、#17石渡(ス1)がスチールに成功するなどの守備面の活躍もあり、さらにリードを広げる。試合終盤には#4神川が連続で得点を上げる見事な働きを見せ、チームを89―68で白星へ導いた。

9月24日 対慶大 立教大学新座キャンパス

 

続く第8戦、慶大と対戦した立大は前半から順調に得点を重ね、試合を掌握した。後半途中は厳しい時間帯もあったものの、全員バスケの総合力で見事8連勝を果たした。

フリースローを放つ大畑

ジャンプボールを制し、立大の攻撃から始まった第1Q。直後に#4神川の3Pシュートが決まる好調な滑り出しを見せる。さらに#10浜本から#24佐藤(ス1)への華麗なアシストが2得点連続成功し、洗練されたコンビネーションでリードを奪う。またプレッシャーをかけてくる相手に対し、ワンバウンドで冷静にかわした#21田中が3Pシュートを沈めた。終了間際には#22大畑のカットインに合わせ、#23中村がリバウンドを死守し追加点を決め、9点リードで第2Qへ突入。

立大の3Pシュートが決まり幸先よく試合が再開されると、#70高柳が高速なドライブとロングパスでコートを切り裂いていく。#9木下へのロングパスなど、視野を広く使った多様な攻撃を組み立て流れをつかんだ。一方のディフェンスでは#24佐藤がゴール下でのリバウンドの粘りを見せ、相手の攻撃を阻止。相手の形を巧みに崩す貢献を見せ、チームは順調に点差を広げていく。第2Q終了後、得点差は15点に広がり、勝利の気運にベンチと観客席は盛り上がりを見せる。

シュートを放つ佐藤

このまま勢いを保ちたい第3Q。慶大の反撃に徐々に点差を詰められ背中を追われる。オフェンスリバウンドが取れず、攻撃を組み立てられない。#22大畑が左サイドからカットインし、シュートにつなげたものの以前主導権を取り戻せず、押され気味の雰囲気の中第4Qへ。慶大ボールから開始すると、直後にフローターシュートを決められ流れを渡してしまう。その後も内外バランス良く攻められ、一時2桁あった得点差は4点差に。攻めあぐねる展開が続くも24秒のブザーと同時に深く#4神川が放った3Pシュートが決まり、リードを死守。#24佐藤らの粘り強い守備の甲斐もあり、この得点を皮切りにチームは勢いを取り戻す。追加点を順調に沈めていくと最終的に立大は68―55と点差を取り戻し、見事熱戦を制した。

秋季リーグを未だ黒星知らずの立大。1年生から4年生まで、幅広く活躍するチームは着実に1戦ずつパワーアップしている。全勝を果たすべく、飽くなき勝負欲を発揮する彼らの姿に目が離せない。

(10月1日・平野琴海)

♢コメント♢

対国武大

#9 木下選手

試合への意気込み

リーグ戦も終盤になってきて、自分たちは2部昇格を目指しているので一戦一戦落とせない、今日も全力で臨もうという気持ちでした。

試合を振り返って

向こうのディフェンスがチームディフェンスで、1対1ではなく全体で守るというディフェンスで、やりにくさから接戦まで持ち込まれて厳しい場面がありました。

安定した得点力を発揮されていた

今日スタメンのもう1人が出ていなかったので、自分が引っ張らないといけないという気持ちや責任感が強くて、このようなプレーができたのかなと思います。

次戦に向けて

明日は慶應大学で強いチームなので、今日しっかりスカウティングして明日に臨みたいと思います。

 

対慶大

#4神川選手

試合への意気込み

慶應大学は今大会自分たちよりも上の実力のあるチームに勝ってきているので、気合を入れてみんなで頑張っていこうという気持ちでした。

試合を振り返って

すごく勢いのあるチームなので、それに負けないように自分たちのシュート力とかブレイクを出していけるように頑張りました。

接戦に持ち込まれる展開もあったがどのようなことを考えながらプレーしたのか

いつも通りのオフェンスを続ければ負けることはないと思っていたので平常心を保って力強いシュートを決めていこうと思いました。3Pシュートも自信を持って打たなければという気持ちでした。

次戦に向けて

どんどん実力のあるチームになっていくので、集中を切らさず勝つ気持ちを全面に出して頑張りたいと思います。

 

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