【洋弓部】全日本学生個人戦決勝ラウンド!1年生・谷本が9位の好成績を収める
◆第61回全日本学生アーチェリー個人選手権大会◆
9月24日 決勝ラウンド 夢の島公園アーチェリー場
第61回全日本学生アーチェリー個人選手権大会の2日目。立大からは、前日に行われた予選の結果により谷本、徳永、細谷の3選手が試合に挑んだ。決勝ラウンドは1対1のトーナメント方式となり、1セット3射の5セット制で行われる。負けたら終わりの戦いということもあり、予選とは異なる緊張感が会場に漂っていた。細谷、徳永は格上の相手に対し1セットを奪う健闘を見せるも、1回戦敗退。惜しくも2戦目に駒を進めることが出来なかった。
予選ラウンドを突破したメンバー3人の中でトップの623点をマークした谷本は、決勝でも抜群の安定感を見せた。決勝ラウンド初戦は、相手に1セットも奪われることなく快勝。初めは緊張した面持ちの谷本だったが、応援に駆け付けた男子部員の声かけが励みとなり時折笑顔を見せるように。「予選では自己新タイの記録を出せたので、自分を信じてやりました」と思い切った射撃を心がけた。2戦目ではフルセットの接戦を制し、勝利。8位入賞を決める3戦目は順調なスタートをきるも、後半相手が追い上げを見せスコアは5―5の同点に。一射勝負にもつれ込む白熱した戦いを見せるが、惜しくも敗戦となった。「入賞出来ず悔しい気持ちもある反面、満足している部分も大きい」と前向きに振り返る。今大会の悔しさを糧に、次戦での勝利を力強く語った。
今大会、惜しくも入賞には届かなかった立大だったが格上相手との対戦を通じて大きな成長を感じさせた選手たち。悔しい経験が前進への意欲につながっていく。さらなる大舞台を見据え、戦い続ける洋弓部女子の今後に期待したい。
(10月3日・鈴木麻里奈)
◆コメント◆ 谷本選手
―どのような気持ちで決勝ラウンドに挑んだか
決勝ラウンドがすごく苦手で、今まで1回も勝ったことが無かったので挑戦者の気持ちで挑みました。
―試合中、仲間からの声掛けはプレーにどのような影響を与えたか
自分もすごく励まされたし、相手にもプレッシャーをかけられたかなと思います。
―良かった点
いつも通りまではいかないですが、感覚の良い射ち方が出来ました。射形にも満足しているし色々な選手と戦えたので良い経験になりました。
―今後の目標
インカレでは優勝を目指したいです。また全日にも挑戦したいと思っているので、出場できるように頑張っていきたいなと思います。