【準硬式野球部】慶大から勝ち点奪取!悲願の優勝へ一歩近づく
♦2023年度東京六大学準硬式野球秋季リーグ戦◆
9月17日 対慶大 法大多摩グラウンド
9月17日、対慶大2戦目が法大多摩グラウンドで開催された。対慶大1戦目を3-0と完封勝ちを果たした立大。3年ぶりの勝ち点獲得がかかるため、選手一同いっそう気合が入っていた。
先発は伊東。甲子園出場経験のある豪腕投手がマウンドに上がった。力あるストレートで相手を押し込むピッチングを行う。3回まで登板し3得点を許すも、「自分の持ち味を出すことができた」と振り返った。
0-3と追いかける展開となった立大。ゲームが動いたのは5回裏だ。先頭の藤井蒼(観3)が死球を受け、続く吉野(コ4)が中前適時打で1点を奪う。さらに陶山(コ3)のニゴロ間に相手の暴投が絡み、さらに1点を追加する。2-3と1点差に詰め寄った。
4回は荒木(ス1)、5回からは上岡が無失点の好投を見せる。そして迎えた6回裏、立大は2つの四球を選び、藤井蒼の遊ゴロ間に相手失策により1点を返す。さらに7回裏、相手失策が重なり1点をもぎ取った。相手守備の乱れにより逆転に成功した立大。その後も8回から登板した三浦(ス1)の安定した投球で逆転許さない。4-3で慶大に2連勝を果たし、勝ち点を獲得した。
東大、慶大からともに2連勝を成し遂げた立大。「本当にうれしいの一言です」。慶大から勝ち点を獲得し、主将・吉野は満足気に振り返った。力強い口調で語る主将の眼差しには、「優勝」の2文字しかうつっていなかった。
(9月23日・平岡薫奈)
◆コメント◆ 吉野主将
-慶大戦2勝を振り返って
自分たちが1年の秋以来、1勝もできてない慶應大学さんに2連勝で勝ち点を取れたというのが本当に、狙ってはいましたが本当にできるとは思っていなかったので、うれしいの一言です。
-慶大1戦目を終えてから意識したこと
1戦目がけっこう内容良く勝てたので、そのままピッチャーもしっかりつぎ込んで泥臭く戦っていくという1戦目と同じような戦い方で勝てたらいいなと思っていました。結果的にビハインドになってという戦い方でした。終盤に苦しい場面もありましたが、ピッチャーを中心に2日とも守備で粘って勝つことができたなと思います。
-自身も6回に適時打。振り返って
あそこは0-3で負けていてまずは点差を詰めること、自分はあそこで決めること、そういう役割は自分が背負うと思っていて、打たなければいけないと思っていたのでしっかりと結果を出せて良かったです。
-明大戦へ向けて
明大も早大を倒して勢いに乗っているので、しっかりと準備してまた勝ち点を取るために1週間練習に臨みたいと思います。
伊東選手
-慶應戦で連勝となったが
慶大戦が山場だと思ってチームで臨んでいたので、二戦勝ちで締めることができて良かったです。
-自身の調子は
慶大戦に照準をあわせて調整していたので、調子は良かったかなと思います。
-今日の投球内容を振り返って
失点はしてしまったのですが、自分の持ち味は出すことができたと思います。
-今のチームの状況、雰囲気は
優勝という目標に向かって団結しているので、すごく良い雰囲気だと思います。