【準硬式野球部】秋季リーグ開幕!目指すは優勝!
◆2023年度東京六大学準硬式野球秋季リーグ戦◆
9月2日 対東大 立川公園野球場
9月2日、秋季リーグは東大戦で幕開けとなった。春季リーグは早大らとの接戦に敗れ、4位に終わった立大。「秋季リーグは優勝しか狙っていない。優勝できなかったら2〜6位は同じ」。主将・吉野(コ4)らの強い決意とともに、秋季リーグ対東大1戦目に臨んだ。
先発は望月響(ス1)。身長181㌢の大型新人がリーグ開幕のマウンドを託された。春季リーグは抑え投手として剛腕を振るってきた望月だったが、この日は粘り強い東大打線に苦戦。2回表に一挙6点を献上した。
序盤から6点を追いかける展開となった立大。藤井達(社4)が無死から長打を放つと、今シーズンからスタメン入りを果たした大舘(コ4)が先制の適時打で1点を返す。さらに相手エラー間に2点を追加し、3-6とした。
2回でマウンドを降りた望月に代わり、3回からは谷詰(コ2)が登板。相手の流れを止める完璧なピッチングを見せ、無失点で3回裏の攻撃へとつないだ。3回裏、先頭打者の吉野が四球を選ぶと、続く陶山(コ3)の打席間に盗塁。陶山が中飛に倒れ、1死二塁となった。ここで4番打者・藤井達が左翼線適時二塁打を決め1点を入れる。4-6に詰め寄る。そして4回裏、四球などで走者一、二塁に溜めた後、吉野の三塁打で同点に追いついた。中盤に立大は6点差から試合を振り出しに戻す。
4回表も谷詰が無失点の好投を見せると、5回裏に白石(済4)の2死二塁からの中前適時打で1点を入れる。続く6回裏、藤井蒼(観3)の適時打などで無死一、三塁とすると陶山の中犠でさらに1点を追加し8-6とした。
7回裏も立大の攻撃は止まらない。水野(済4)が死球を受け、続く森川(営3)が四球を選んだ。白石の安打で無死満塁の好機を迎え、打者は森田(文4)。犠打で1点を入れると藤井蒼の安打で10点目を入れる。10-6と東大を突き放した。
その後、投手交代などにより東大に3点に返されるも、新保(観2)が9回のマウンドに立ち10-9で試合終了。リーグ初戦を白星で飾った。目標の秋季リーグ優勝へ向けて、幸先良いスタートを切った。
(9月4日・平岡薫奈)
◆コメント◆ 吉野主将
-リーグ初戦を振り返って
勝つことが1番だったので展開はどうあれ勝てて何よりです。しかし少しひやっとする展開が続いたので、明日はもっと余裕な試合を展開したいなと思います。
-最大6点差が開いたが
6点差が開いたのが2回だったので、そんなに一気に追いつく必要はないかなと思っていました。中盤に差しかかるくらいのところで追いついていれば全然大丈夫だと余裕を持って臨めたことが攻撃陣のバッティングにつながったかなと思います。
-4回に同点適時打。振り返って
あそこで絶対打つと決めて打席に入ったので、しっかりと結果を残せたことは良かったです。
-今シーズンの目標
優勝です。優勝できなければ2〜6位は全部一緒だと思っているので優勝だけ目指しています。そのためには自分は何でもすると思っています。
-最終シーズンに向けて意気込み
いろんな試合を戦ってきて、いろんな方々と出会った準硬式野球人生だったので、お世話になった方に最後は結果で恩返しできたらなと思います。