【陸上競技部】髙田遥が準優勝！道下は惜しくも７位に…第１０７回日本陸上競技選手権大会兼第39回Ｕ20日本陸上競技選手権大会２・３日目
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◆第１０７回日本陸上競技選手権大会兼第39回Ｕ20日本陸上競技選手権大会◆
６月１日～４日 大阪・ヤンマースタジアム長居
６月１日～４日の４日間、大阪・ヤンマースタジアム長居にて、第１０７回日本陸上競技選手権大会兼第39回Ｕ20日本陸上競技選手権大会が開催された。日本陸上界の頂点を決める戦い、そして次世代のスター候補たちによる熱いレースが繰り広げられた。
２日目
女子1500㍍決勝を走った道下
台風の影響により豪雨となった大阪。大雨警報が発令された中で各レースが行われた。
この日の最終種目・女子1500㍍決勝には、昨年度銅メダルを獲得した道下が出場。今大会でも表彰台を目標に掲げ、予選は２着と危なげなく通過し決勝レースに挑んだ。スタート直後から、籔下(豊田自動織機)が大きく飛び出す展開に。しかし道下は冷静に集団内でレースを進め、残り４５０㍍付近で勝負を仕掛けた。最終周を告げる鐘の音がスタジアムに響く中、スパートする。一時２番手まで順位を上げたものの、後半で足が止まり失速し７位。入賞は果たしたものの、悔しさが残るレースとなった。
力走する髙田遥
Ｕ20日本選手権には男子1500㍍決勝に髙田遥、男子3000㍍ＳＣ決勝に原田が出場。駅伝チーム期待のルーキーらが豪雨の中、激走を見せた。
髙田遥はハイペースでレースが進む中、集団に食らいついた。残り３００㍍でギアを上げ、後方から巻き返しを図る。ホームストレートで切れ味鋭いラストスパートを見せ２位を勝ち取った。自己ベストを約２秒更新する好記録で表彰台に登った。今月中旬に行われるホクレンディスタンスチャレンジにも同種目に出場予定で、さらなる飛躍に期待したい。
レース後に仙台育英高の同期・加世堂（明大）と握手する髙田遥
３日目
「Ｒ」ポーズをする道下
昨日の荒天から一転、快晴となったこの日も道下が登場。女子８００㍍予選に出場するも、昨日の疲労もあり集団のスピードについていけない。ラストスパートで切り替えるも、組５着と惜しくも決勝進出とはならなかった。
「大学４年間で一番悔しい日本選手権だった」と悔しさを露わにした道下。後半シーズンは立大初となる全日本大学女子駅伝出場を目標に掲げ、長距離種目のレースを中心に行う予定だ。
１００㍍予選に出場した河田
男子１００㍍には河田が出場。昨年は準決勝に進出し期待が高まっていたが、惜しくも予選敗退。インカレなど後半シーズンの巻き返しに期待したい。
（７月８日・大内貴敬）
※掲載が大幅に遅れましたことをお詫び申し上げます。
♢コメント♢
道下選手
―日本選手権を振り返って
去年３番に入って、一昨年が５番、１年生の時も９番。だんだんと順位を上げてきていた中、（今回の）日本選手権に調子を合わせることが上手くできませんでした。世界を目指す上で争えなかったことが一番悔しかったです。
―連戦の影響も大きかった？
連戦でかなり疲労も溜まり試合もかなり出たので、練習があまり詰めていなくて。少し悪循環になったと思います。
―全日本大学女子駅伝を目指すようになった理由
元々杜の都に出場するっていうのは、立教の長距離女子が目標に挙げていて、今年１年生に２人新戦力が入ってきて、チャンスだと思いました。以前より杜の都に行きたいっていう気持ちは凄く強くなりました。
髙田遥選手
―レースの感想
ハイペースになることが（スタートから）１００㍍の時点で分かったので冷静に入り、ラスト３００㍍でしっかり切り替えるというプランで上手くいけたと思います。
―大会の目標
３位以内を目指していたので今回２位に入ることが出来て良かったと思います。
―４年間の目標
箱根駅伝で自分が良い区間順位を取り、シード権を取れるようなチームに貢献出来たらと思います。
原田選手
―レースの感想
タイム、順位、位置取りなど色々反省することがあるので、冷静に自分の中で反省して、次に繋げていけたらと思います。
―今年の目標
10000㍍で29分45秒付近を狙いたいです。
―４年間の目標
６区の山下りを目指しているので、そこで強い大学と肩を並べるくらいの選手になりたいです。そのためにまずは関東インカレで入賞できる選手を目指します。
