【ローラーホッケー部】立大から4チームが出場 Aチームは男女ともに決勝進出へ
◆第63回東日本ローラーホッケー選手権大会/第32回東日本女子ローラーホッケー選手権大会◆
5月27日 水辺のスポーツガーデン
男子Bは善戦するも一歩及ばず同点。男子Aは立ち上がりから好調で試合を制した。女子Bは相手に主導権を握られ大差で敗戦。女子Aは無失点で白星をあげ、男子A、女子A共に決勝戦進出の切符を手にした。
立大男子B対専大
互角の試合を繰り広げ、両者無得点で迎えた後半。開始7分、#9友久(済3)が相手ゴール付近から自軍へパックを運ぶと右側からシュートを放つ。相手GKがパックを弾くも岡戸がすかさずこぼれ球を捉え、ゴールネットを揺らした。喜びもつかの間、立大の反則により相手チームはフリーシュートに挑む。鋭いシュートを止められず同点に追いつかれるが、立大も果敢に攻め続けた。開始18分には岡戸がシュートを放つと相手GKのミスでオウンゴール。再び立大がリードする展開となり、勝利は目前かと思われた。ところが試合時間残り30秒、相手チームが立大サイドに切り込む。3人で相手を囲むも止められず得点を許す。またもや同点になり、2-2で試合を終えた。
🔶コメント◇
岡戸選手
ー今日意識したこと
先週がちょっとレベルの低い相手に負けてしまったというのもあって、チーム全体として守備の強度を上げるというところを意識しました。攻撃は比較的レベルが僕らの方が低い部分があったので、その分気持ちの部分で勝とうとしました。
ー試合を振り返って
攻撃はキーパー含め、5人がちゃんとカウンターで決め切るというところを意識してくれて、僕に(パックが)回ってきた時にはしっかり決め切れたのが凄いよかったと思います。試合の終わりは僕がひとつ失態を犯してしまったので、そこは最後まで全員でセーフティだったりとかスポーツマンシップは守っていかないといけないなと思います。
ー2得点の感想
2得点とも歓声から期待されているのがわかったので、最高学年として後輩を勇気づけられるような点数を1点目で決めることができました。後は後輩が作ってくれたチャンスはちゃんと決めることができたので、この2点は貴重な経験だったと思います。
ーOFの調子は
良かったと思います。1人だけではなくて、横で走ってくれる仲間がいたので、そいつと練習の時から一緒で、練習以上にスピードを上げて挑めたというところでOFのレベルは凄い高かったと思います。
ー自身の良かった点、課題点
最高学年としてチームを勇気づけられるところを結果として、点として出せたのは良かったなと思います。DFとか最後の最後で綺麗な形で試合を終わらせられなかったというところは僕としても、今後立大のローラーホッケー部として守っていきたい部分はあるのかなと思います。
ーBチームの強みは
気持ちですね。挑戦心を常に持ち続けることが勝ちにつながるのかなと思っていて、今後も後輩たちもその気持ちを持ち続けていって欲しいなと思います。
立大女子A対東洋大
幸先良く先制したのは立大。開始9分、山越が勢いよくゴールに近づきシュートする。波に乗った立大は中岡、中村を含む3度のシュートにより前半で4点を獲得。後半も勢いそのままペースを崩さなかった。開始18秒、山越の打ったボールが吸い込まれるようにゴールネットに入る。続く15分にも岸が相手をドリブルでかわしながらボールを運び、ゴール前のデイフェンスが減った隙に右下からシュート。追加点を重ね、6-0で完封勝利した。
🔶コメント◇
岸選手
ー今日意識したこと
今日は明日の決勝につながる試合になるように、自分たちの形で試合を進めたいなと思って頑張りました。
ー試合振り返って
6点取って攻める時間を取って勝てたのが良かったと思います。
ーAチーム入って
先輩たちに囲まれてちょっと緊張していたのですが、凄くサポートしてくれて伸び伸びとできたなと思います。
ー得点した時の感想
凄く緊張していたのですが、決めることができて良かったです。
ーDF、OFの調子は
OFは相手をしっかり見て、落ち着いてパス回したりだとか自分たちのペースで進められたのが良かったと思います。守備面も途中ちょっと疲れが見えたところもあったのですが、足を使って動くことができていたと思います。
ーチームの改善点は
明日はもっと緊張感のあるギリギリの試合になることが予想できるので、決定力を上げてDF面も危なげのない試合展開で進められるようにしたいなと思います。
ーAチームの強み
個人で打開する力もありますし、チーム組んでからの期間ずっと一緒に練習してきたので、連携面も大会中にも上がっているのでそこが強みだと思います。
ー次戦への意気込み
明日も点を取って優勝に貢献したいと思います。
立大女子B対日大・専大連合
試合開始15秒で先制を許すと、その後も相手ゴール付近で試合が展開。自軍にボールを運びたい立大だが、相手のDFに阻まれパスが通らない。前半22分、立大にチャンスが訪れる。#2戸村(済3)がサイドを駆け上がりゴール前の#5吉川(社2)にパスを出す。パスを受け取り、そのままシュートするも枠外へ。得点にはならず0-5で前半を折り返した。諦めない立大は後半でも戸村を中心に果敢にシュートを打つ。しかしゴールには入らず、相手に得点を許し続ける。後半で5点を献上すると完封負けした。
🔶コメント◇
戸村選手
ー今日キャプテンとして意識したこと
自分のプレーもそうなのですが、周りの人たちにどう動いて貰えば良いのかというのを考えながら、自分のプレーもちゃんとして、周りも見て、という自分を見失わないプレーをしたいと思っていました。
ー試合の結果振り返って
自分的には良いプレーもあったのですが、シュートにつながらなかったなと思います。しかし他の2年生とかがちゃんと私の言ったことをやってくれて、共通認識のDFとかをみんなで守れたシーンも多かったと思うので、結果としてはチームでまとまった試合になったと思います。
ーOF、DFの調子は
今回の試合ではあまりOFのシーンがなかったので何とも言えないのですが、もう少し貴重なチャンスをものにしてシュートを決めたかったというのがOFです。DFは守るべきところは守れたと思うのですが、みんなが疲れてくると穴が空いてしまって危ないシーンが多く、決められたシーンもあったので、体力面はなんともできないと思うのですが、もう少し集中力を持ってやるべきだったなというところが反省点です。
ー自身の良かった点、課題点
良かった点は、今まで結構周りを気にしていたのですが割と自分に対しての割合を大きくして、自信を持ったプレーは何回かできたっていうのと、改善点はチャンスをものにできなかったことと、体力面が結構きつくてそこで穴を開けてしまって向こうに点を入れられてしまったのは改善すべきポイントだなと思いました。
ーキャプテンやってみて
凄い難しいですね。
ー特にどんな点が
周りをチームとしてまとめるというのが1番だと思うのですがそれに加えて自分のプレーもあるので、そこの割合は難しいと思いました。チームを気にすると自分のプレーが疎かになるし、自分だけだとチームがまとまらなくなるし、そこの割合だと思います。
ー女子Bチームの強み
私が言ったことをみんなやってくれるというところと、積極的にパックを運んでくれた、OFに持って行ってくれたところは結構良かったと思います。逃げていなかった、ガツガツ行っていたところが良かったです。
立大男子A対東洋大
開始直後から激しい攻防が繰り広げられる。前半1分には秋田がミドルシュート。強烈なシュートはゴールネットを突きさし、先制に成功。12分にも秋田が得点するがその3分後、秋田のロングシュートを相手GKが弾く。しかしこぼれ球を谷治がつめ右側からシュートし、追加点を重ねた。その後も積極的な攻撃を見せ、櫻田が2点を獲得。前半は5-0と無失点に抑えた。後半開始早々、再び秋田が力強いシュートに挑むも相手GKに弾かれる。このまま完封勝利かと思われたが、後半7分に相手チームが後ろ向きでシュート。予想外の動きにゴールを守れなかった。しかし立大はここで終わらない。試合終了1分前に秋田が相手ゴール付近でボールを奪うと、ドリブルで切り込む。ロングシュートが決まり、6-1で試合を終えた。
🔶コメント◇
池田選手
ー今日意識したこと
決められないことですね。相手が勝ちやすい相手だったからこそ1点も入れさせたらいけない、という気持ちで挑みました。
ー結果について
1点決められたので納得いっていないです。
ー試合振り返って
それ以外は守れていたので、それはDFのお陰でもありますし、僕も守れたと思います。
ーDF、OFの調子は
OFは後半結構攻めあぐねていたのでもう少しでしたね。DFは文句ないです。良かったです。
ー自身の良かった点、課題点
声出ていたのでそこは良かったと思います。声出ていて、止めるところは止められたので。課題点は気抜ける時があって、たまに危なっかしいので気抜かす時間をなるべく無くすことを意識したいです。
ー1点取られた原因は
もう1回何かしてくるかなと思って構えておかなかったら、そのまま後ろから打たれてDFの股抜いていました。でも全然気付かなくて僕の股も抜いて入ってしまいました。
ー次戦への意気込み
絶対勝ちます。1点も入れさせません。
4チームが全力を尽くした今試合。Bチームは悔しい結果となるも課題が見つかり、今後の成長につながるだろう。Aチームは男女共に決勝進出が決定。今年度も立大の強さを存分に見せつけてほしい。
(6月8日・宇津木萌香)