【体操競技部】東日本インカレ1日目!梅原が個人戦で孤軍奮闘する
◆第56回東日本学生体操競技選手権大会1日目◆
5月27日 埼玉・彩の国くまがやドーム
5月27日、彩の国くまがやドームにて、第56回東日本学生体操選手権大会1日目が開催された。 立大選手らにとっては久々の公式戦。今大会で上位に入ると8月開催の全日本インカレへの出場権を獲得することができる。1日目は個人戦、2日目は団体戦となり、大会1日目のこの日は梅原(コ2)が個人戦に出場した。
体操競技は全6種目(ゆか、あん馬、つり輪、跳馬、平行棒、鉄棒)の総合点で競い合う。どれか1つの種目で大きく失敗することは許されず、どの種目も万遍なく得点する必要がある。試合時間は3時間ほどにも及び、選手らには高い集中力が要求される。
1種目目はゆか。勢いある助走から華麗なひねり技と美しい倒立を見せ、11.650点を記録する。続く2種目目のあん馬。梅原自身も「あん馬は苦手」と語っていたが、回転技からあん馬上で足先を伸ばした倒立を披露。落下もなく11.100点をマークした。さらにつり輪では、各技を丁寧に決め、開脚前拳支持ではピタリと静止する。着地も大きく乱れることなく11.500点を得点した。
後半、4種目目は跳馬。他種目と比べ、一発勝負の要素が多い種目であるが、梅原は助走からスピードに乗り、高さあるひねり技を決める。着地も線内に決め、11.500点を決める。さらに続く平行棒では、全6種目の中で最高得点となる12.250点を記録。「思ったより点数が伸びてうれしい」。基本技を忠実に決めて着地も崩さず。最終種目の鉄棒へ向かう。鉄棒では離れ技などを冷静に決めるも、思わぬミスがあり減点。10.600点で最終種目を終えた。
梅原の総合得点は68.600点。「目標は69点だったので少し悔しい」。試合後はやや悔しさをにじませるも、ハイレベルな東日本インカレの舞台で正々堂々と戦い抜いた。28日は団体戦。立大からは6人の選手がチームを組み、熾烈(しれつ)な団体戦へと臨む。
(6月6日・平岡薫奈)
◆コメント◆
梅原選手
-試合を振り返って
満足度は70㌫くらいです。理由としては、大過失みたいな大きいミスはなかったのですが、最後の鉄棒で少しミスをしてしまったというのが30㌫減点くらいかなという感じです。あとはミスなくいつも通りできたので良かったです。
-目標点数は
69点くらいでした。結果はまだ出てないのですが、たぶんいってないかなと思います。減点の原因は、鉄棒で普段ミスをしないところでミスをしてしまったことですね。あん馬などは上手くできたのですが鉄棒で持っていかれちゃいました笑
-得意種目は
これといったのはないです笑 あん馬も実は苦手なので。(他にうまくいった種目は)平行棒かな?あまり難度は上げていないのですが、着地がいい感じにいったかなと思います。
-2日目の団体戦メンバーへメッセージ
個人で良い形で団体につなげたと思うので、いつも通り頑張ってもらいたいです!