【女子卓球部】今年も春季リーグ開戦！１日目は全勝で実力見せる

◆2023年度春季リーグ戦１日目◆

５月６日　日女体大第２体育館

５月６日、今年も春季リーグ戦が日女体大にて開催された。３部所属の立大は、２部昇格を果たすべく、チーム一丸となり団体戦に臨んだ。

ラケットを構える畠山（コ２）

団体戦は１、２試合目がシングルス、３試合目がダブルス、４、５試合目がシングルスとなる。先に白星を３つ獲得した時点で勝利となり、特にダブルスの勝敗がチームの勝利の鍵となる。１日目初戦は慶大と対戦した。

第１試合には畠山（コ２）が出場。第１セットを相手に粘られ11－13と落とすも、持ち前のパワーあるドライブで相手を揺さぶり、３セットを連取。安定した実力で初戦白星を飾る。
第２試合には湯浅（ス１）が挑む。畠山の作った流れのままに勝利を収めたいところだったが、相手の強烈なスマッシュに翻弄（ほんろう）される。３セットとも相手を攻略できず、第２試合は黒星となった。

サーブを出す畠山（＝写真左）と石川（法２）

第３試合はダブルス。ペアを組むのはともに２年生の畠山と石川だ。息を合わせて、重要な３戦目を勝ち取りたいところだったが、相手ペアの強力なスマッシュと、巧妙なコース取りに苦戦。１セットも奪うことができずストレート負けを喫した。

ここまで１勝２敗。続く第４試合、シングルスに出場したのは石川だ。ダブルスで敗れた相手と再び対峙（たいじ）する。３－11、７－11と２セットを先に奪われ、もはやここまでかと思われた。しかし、石川は果敢にドライブを決め攻めの姿勢を崩さない。11－６、11－５、11－９と３セットを連取し、逆転勝利を飾った。

冷静に返球する高橋（文２）

落とすことのできない最終第５試合。大一番に臨んだのは高橋だ。第４セットまでは取って取られての拮抗した展開となる。セットカウントは２－２となり試合はフルセットにもつれこむ。複雑なコース取りを行い、粘り強くボールに下回転をかける。相手のミスを誘う戦略で着実にポイントを重ね、11ー８と第５セットを勝ち取る。慶大との接戦を見事制した。
続く千葉大戦でも畠山、湯浅がシングルスで白星を飾り、ダブルスでは石川・畠山ペアが勝利。全試合３ー０のストレート勝ちで千葉大を下した。
春季リーグ１日目を２戦とも勝利を収めた立大。２日目へ向けて幸先良い流れを作った。

（６月１日・平岡薫奈）