【陸上競技部】ルーキー小川が2位!日本学生陸上競技個人選手権大会3日目

♦日本学生陸上競技個人選手権大会♦

4月21~23日 神奈川・レモンガススタジアム

4月21~23日の3日間、神奈川・レモンガススタジアムにて、日本学生陸上競技個人選手権大会が開催された。5月に開催される関カレ、6月に開催される日本選手権に向け、重要な一戦となる今大会。3日目は内田、小川の2人が出場した。

ラストスパートをかける小川

箱根駅伝6区で出走した内田は3000㍍SC決勝に出場。序盤から上位集団に食らいつくも、終盤離されて7位でフィニッシュした。

この日最大の活躍をしたのは女子5000㍍決勝に出場した小川。レース序盤から上位集団に食らいついていった。4人が順位を争う展開となった終盤、小川は猛スパートをかけ集団の先頭に立つ。そのまま逃げ切り2位と好成績を残した。憧れの選手は同じ順天高出身の道下(社4)。ルーキーの快進撃に目が離せない。

(4月26日・山口隼輝)

◆コメント◆小川選手

―どんな練習をしてきたか

5000㍍に向けてあまり練習はしてないけど、高校の冬に駅伝で6㌔走ったので、そのまま長い距離も走れる練習をしました。

 

―試合前のコンディション

1500㍍で決勝に残れず、あと1本のところで残れなくてすごく悔しかったけど、その分1本でいい刺激になって、あまり疲れを残さずに、今日の5000㍍に望めたのでそこは良かったと思います。

 

―ピッチのコンディションは

午前中は結構涼しかった。自分は暖かい方が得意なので、少し不安な面はあったが、アップをしている時から暖かくなって、風も特に感じずにできたので、自分にとってはとてもいいコンディションだったかなと思います。

 

―レース前の心境

1500㍍で勝ちきれなくて、決勝に残れなかったことがすごく悔しかったので、今回はタイムを狙ってはいたけど、順位を1番の目標に置いて、最後の最後まで貯めて走りました。

 

―レースの前半はどのような心境だったか

自分自身5000㍍走るのが2回目で、走り方が全然分かってなくて、すごく不安な面もありました。それに比べて、周りの早い先輩方は5000㍍の経験豊富な先輩ばかりだったので、 レース展開っていうのは、先輩たちにお任せして、自分はいかに真ん中の方で様子を見ながら、余裕を持って力をためながら走るかを常に考えていました。またラストの切り替えを大事にしようと思って、最後まで余裕を持って走れました。

 

―最後のスパートにかけた思い

最初はラスト1㌔で出るか迷っていたけど、ラスト1㌔で出た時にとまだ勝ち切れるかと考えた時に、少し不安があったので、ラスト400㍍に切り替えることを自分の中で決めていました。1回前に出てからはペースを落とさずに勝ち切るって思っていました。ラスト200㍍で1回抜かれてしまったけど、そこで焦らずにラスト100㍍でもう1回もう1段階いげるぞと思って走っていました。

 

―全国の舞台で2位という成績について

まだシーズン始まったばかりで、先輩方も上げてきている段階だと思います。自分はまだ今日はチャレンジャーということで、挑戦者の気持ちで臨むことができました。恐れるものはなかったので積極的に行けたけど、夏になって周りの先輩方も調子上げてきてタイムも上がってくると思います。そこで自分は離れずにここからさらに力をつけて、先輩たちが自己ベスト出すタイミングでも、勝ち切るレースができたらいいなと思います。

 

―自己ベストか

はい、1秒くらいベストです。

 

―自己ベストに対する感想

1回目走った時に15分58秒くらいで、その時は結構余裕を持って走ってたので、15分50秒っていうユニバシアードの派遣タイムも狙いました。今日はタイムよりも順位を狙っていたので順位は良かったけど、タイムは少し悔しいと思います。

 

―自身の課題は

今日は順位を狙ったけど、日体大とか東海大とかの記録会にこれからまた出ることがあると思うので、その時は自分から前に出て、タイムを出せるようにしていきたいなと思います。

 

―今後の意気込み

日本インカレは1500㍍と5000㍍に今のところ出場予定ではあるので、1500㍍では決勝に残ることが目標です。5000㍍では15分50秒を切ってタイムも出しながら、また表彰台に登れるように頑張りたいと思います。

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