【バレーボール部】春季リーグ第2戦!第2セットを奪い返すも勝ち切れず
◆2023年度春季関東大学バレーボールリーグ戦 ◆
4月9日 大東文化大学東松山キャンパス
春季リーグ1戦目、大東文化大に敗戦を喫し、リーグ戦初勝利を目指す立大。この日も格上の国士大とのマッチアップを行った。第2セットを奪うも、それ以降主導権を握れず悔しい結果となった。
第1セット、#8鎌形(済3)の打点の高いスパイクでチーム初得点をあげる。さらに#21伊藤(済4)の高さを活かしたブロックなどで得点を積み重ねていく。昨年度のリーグ戦で大きな成長を見せた2人のアタッカー陣が躍動した。しかし国士大の連携プレーに得点を集められる。立大はタイムアウトを取りつつも流れを止められずこのセットを奪われる。
なんとか追いつきたい第2セット、序盤はお互いに一進一退の攻防を見せる。鎌形のディフェンスに当ててのスパイク、角度のないところへのアタックなど多彩な攻撃を繰り広げる。流れが変わったのは立大がタイムアウトを取ってからだった。#13齋藤(ス1)のスーパーアタックで12-12の同点に追いつく。さらに齋藤の勢いは止まらない。3連続スパイクを決め、一気に国士大を突き放した。頼れる主将・伊藤のブロックセーブなども続きこのセットを奪い、同点に追いつくことに成功する。
次のセットを先取し、試合を有利に進めたい立大。サウスポーの#23角田(ス1)が強烈なスパイクが決まるなど下級生が活躍を果たした。しかし国士大の速攻攻撃を止められず、第3セットを奪われる。続くセットも取られ、リーグ戦初白星とはならなかった。
格上の国士大からセットを奪うも勝ち切ることのできなかった立大。キーマンはセッターの#5中田(済3)である。セッターとして多くの時間をコートに立っているだけに正確なトスがアタッカー陣の得点量産に繋がる。中田の精度の高いトスに注目したい。
(4月23日・松尾悠)