【ボート部】伝統ある日立明三大学レガッタ!大きな声援を追い風に大健闘!
◆第67回日立明三大学レガッタ◆
4月16日 戸田ボートコース
埼玉・戸田ボートコースで日大、立大、明大による対抗戦「第67回日立明三大学レガッタ」が行われた。今大会で67回目を迎えた伝統ある大会。晴天の下、各校の応援団やOB・OGも駆けつけ、歓声飛び交う熱いレースとなった。
女子シングルスカルでは井上が1着。井上は高校時代の国体でシングルスカルにおいて優勝、全日本新人選手権のダブルスカルにおいても優勝と輝かしい功績を残してきたゴールデンルーキーである。苦しくなる局面でもスピードを落とさず、相手との差を広げていく。1年生ながら力強いレースで、優勝を飾った。一方で男子シングルスカル、男子ダブルスカル、男子エイトにおいて3着と結果はあまり振るわなかったが、成長の余地を感じさせる試合となった。
特に悔しさが残る結果となったのは女子エイトだ。1年生から4年生までが同じ船に乗り合わせ戦った今大会。立大は日立明三大学レガッタで5連覇を果たしており、先輩たちが繋いできた伝統を背負い、6連覇を目指して挑んだ。序盤から一進一退のままレースは進み、明大がわずかにリードするも両者一歩も譲らない展開に。ゴールするまで諦めないギリギリの駆け引きに、一層観客からの声援が大きくなる。持てる力を振り絞り、ゴールを目指してクルー一丸でラストスパート。選手は大声援に背中を押され、終盤追い上げを見せる。それでも、明大の圧巻のスパートに惜しくも一歩及ばず敗戦した。涙をのむレースとなったが、気持ちを切り替え来月に行われる全日本選手権で優勝を狙いに行く。
(4月18日・鈴木麻里奈)
◆コメント◆ 女子部主将・長芝(法4)
-今大会の目標
優勝と6連覇を目標にしていました。新歓期間と重なっていて練習する時間が限られていたので一回一回全員で目標を定め、そこに向かって練習に取り組むことをしてきました。
-レースを振り返って
色々なことがあって、自分たちの力をすべて発揮できたかというとそうではないのですが、力を出し切れなかったというのも実力のうちだと思います。取り返しのつかないところで負けてしまったので全日本では頑張りたいです。
-今後の目標
5月に全日本選手権があるのでそこで優勝するということと、そのあとのインカレでメダルを取りたいです。