【バレーボール部】春リーグ開幕戦!リベンジ図り善戦するも白星発進ならず
◆2023年度春季関東大学バレーボールリーグ戦◆
4月8日 対大東大 大東文化大学東松山キャンパス
春季関東大学リーグ戦(春リーグ)が開幕し、立大は関東2部上位の大東大と対戦した。第1セットは立大らしさを発揮しデュースに持ち込む善戦を見せたものの、相手の素早い攻撃に苦しめられる。第2、3セットでは何度も流れをつかみかけたが、十分に連携プレーを繰り出すことができずストレート負けを喫した。
新体制となり初の公式戦である今試合。「自分たちのバレーボールができた」。慣れないポジションでプレーをする選手もいるなか、立大は好調な立ち上がりを見せた。#4大嶋(コ4)がサービスエースを決め、さらに相手の力強いスパイクを見事レシーブでつなげるなど活躍し5点差まで引き離す。会場は立大チームの明るい歓声に包まれ、一気にセットを勝ち取るかのように見えた。しかしその後、大東大に怒涛の6連続ポイントを挙げられ逆転を許してしまう。#8鎌形(済3)がブロックアウトを成功させ流れを断ち切ったが、その後はサイドアウトの応酬が繰り広げられる一進一退の展開となりデュースに突入。#21伊藤(済4)のライト攻撃などでセットポイントにこぎつけ粘り続けたものの、最後の1点が取りきれず25ー27でこのセットを落とした。
立て直したい2セット目だったが、開始直後に鋭いスパイクが放たれ先制点を許してしまう。セットの序盤からリードを許し立大が追う展開に。#3沖野(文3)の思い切ったレフト攻撃で食らいつくが、なかなかブレイクを勝ち取れず大東大の背中をつかむことができない。相手のサーブミスなど逆転の好機もあったものの流れを取り返すことができないままこのセットも落としてしまった。
立大チームの意地を見せたい3セット目。しかし「自分たちのミスにつけこまれてしまった」と語るようにコンビネーションがうまく機能せずペースを握ることができない。何度もブレイクを許し、瞬く間に突き放され点差は6点に。セッター#5中田(済3)に次々とボールを集め十分に左右を使った攻撃を仕掛けたが大東大の粘り強い守備で攻撃に切り返されてしまう。タイムアウト後も流れを変えることができず、最後まで強力なスパイクに封じられ点差を縮められないままストレート負けとなってしまった。
「1セット目のいい流れを大事にしたい」。新主将#1大塚(コ4)の言葉通り、立大バレー部らしさを発揮できるかどうかが勝負の命運を握っている。新しい戦力も加わり、日々進化を続けるチーム。2部上位という目標を達成するため、一戦ずつ勝利を重ねていきたい。
(4月13日・平野琴海)
◆コメント◆ 主将 #1大塚選手
ー振り返って満足度は
40%くらいですかね。1セット目はみんなすごく活気良く、自分たちの流れを作って上手くできてたんですけど、2セット目以降は相手のペースに飲まれてしまって、自分たちの思うようなバレーができなかったっていうのが一番の原因です。
ー今日の自身のコンディションは
自分自身のコンディションはいつも通りでした。
ー良かった点と反省点
良かった点は1セット目になるんですけど、点が決まったりした時にうまく盛り上げられて、そのまま相手にペースを渡さずに、そのまま自分たちのバレーボールができたっていうのが1番ですね。反省点は自分たちでミスを出したのが1番の反省点で、やっぱりそこから相手にどんどんつけ込まれて立て直せないっていうのが多かったので、ミスが悪かったと思います。
ーミスが多かったのはなぜか
今日1年生は誰も参加してなくて、1年生は部活にもあまり来てくれてなくて、自分が本来やるポジションじゃない慣れないところでプレーするメンバーが多かったので、そこで結構難しかったのかなと思います。
ー新体制の雰囲気
雰囲気としては、まぁみんな仲はよくやっているんですけど、そこが逆に厳しさっていうのが足りないのかなと言うところが正直なところです。
ー春リーグの目標
2部上位です。
ー次戦に向けて意気込み
明日にはやっと1年生が揃うので自分たちの力をちゃんと発揮して、今日の1セット目に出た良い流れで。そこを大事にしながら立教バレーボール部らしさを出したバレーができたらなと思います。