【相撲部】オンライン世代二人三脚で歩んだ主将主務、晴れて土俵を去る
◇相撲部引退稽古◇
3月11日 立大新座キャンパス相撲場
昨年をもって引退した主将・石井(済4)と主務・依田(文4)。およそ4か月ぶりにまわしを締めて引退稽古に参加した。引退を見届けようと数多くのOBOGや相撲部関係者も道場に駆けつけた。
まずは、四股150回。駆けつけた周防正行名誉監督も一緒に四股を踏んだ。日頃から1週間に250回踏んでいるという。荒井監督(97卒)指導のもと、申し合いなど普段の練習と変わらない強度で行われた。
現役部員やOBOG、監督コーチ陣が見守るなか、引退する石井と依田の対戦も見られた。最後には、周りのOBOGから「新主将・山崎が勝たないと、安心して卒業できないよ」との声があり、山崎と石井、依田の対戦も。申し合いは全部で70番近く行われた。
稽古や追い出しコンパの途中で、柔道部からの助っ人で今春卒業する佐々木(済4)、山本(文4)も相撲場を訪ねた。相撲部のメンバーが彼らに祝福する姿は、まさに全員で「相撲部ファミリー」。相撲部の伝統をみごとファミリーで受け継いだ。
昨年度、入替戦で勝利し、CクラスからBクラスに復帰した相撲部。新型コロナウイルスの影響で、土俵で十分に稽古ができない間も、オンライン稽古を続け、相撲部の灯火を絶やさなかった。(【相撲部】オンラインでも「シコふんじゃった。」創部101年目にして初のZOOM稽古)相撲部の土台を作った石井と依田の意志を継ぐべく、Aクラス昇格を目指して選手たちは稽古に励む。
(3月13日 矢作峰士)
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