【陸上競技部】第99回箱根駅伝事後インタビュー~Part9 9区・中山凜斗選手
55年ぶりの箱根駅伝本選に挑んだ立大。総合18位と目標のシード権獲得には届かなかったが、往路5区間(107.5㌔)、復路5区間(109.6㌔)の計(217.1㌔)で江戸紫のタスキをつないだ。今回はレース直後の選手たちの声をお届けする。
※このインタビューは1月3日に行われたものです
◆インタビュー抜粋◆
9区・中山凜斗(コ3=九州学院・熊本) 区間12位 1時間9分44秒
-レースを振り返って
まずはタスキがつながってほっとしたというのと、あとは15㌔地点までの自分の詰めた走りには評価できるかなと思います。
-レースプランは
駅伝の流れが想定できなかったのであまり立てていなかったんですけど、前に集団というか2校ぐらい見えていたのでまずはそれに追いつこうと思ってスタートしました。
-最もキツかったところ
残り1㌔切ったところにちょっとした橋があるんですけど、そこが本当に大した登りではないんですけどもう足が上がらなくてキツかったです。
-レースの良かった点、悪かった点
良かった点としては今までの自分にないような走りができたということ。悪かった点は15㌔以降の失速でまだまだ力不足だなと感じます。
-コンディションは
1カ月前まで故障していて1カ月で仕上げてきたんですけど、まあそれなりに走れたかなと思います。
-どのような調整を行ってきたのか
故障から復帰して1週間で沖縄合宿に行ったんですけど、そこで1人で監督が考えたメニューをこなす感じでやっていきながら、長い距離で体を持たせていくようにしました。
-スタートラインにはどんな気持ちで立ったか
1年目の箱根駅伝の自分が頭の中にあったのでそのリベンジをするっていうことと、あとは先ほども言ったんですけどタスキをつなぐっていうことですね。
-監督からはどんな言葉をかけてもらったか(レース前、レース後)
レースの前会話したときは「絶対タスキはつないで」と言われて、レース後には「ありがとう」という言葉をかけていただきました。
-戸塚中継所では8区の山本羅生(営2=松浦・長崎)選手からどのような言葉をかけてもらったか
「中山さんお願いします」という言葉をかけられてしっかり応えていきました。
-沿道を見る余裕はあったか
15㌔までは自分の分かった範囲では(応援に)応えていたつもりで、それ以降はなかなかキツくなって全部に応える余裕はなかったんですけど、そこまでは楽しむというのもひとつ自分の中にはあったので楽しめました。
-今回見つかった課題
後半止まってしまったっていうのがあるので普通に走力を上げていくっていうのもそうなんですけど、やっぱり故障しないっていうのが1番の課題かなって感じますね。
-来季の目標
まずは1年間故障せずに乗り切るっていうのと、あとは個人的には行動に重点をおいているので次の予選会でさらに良い記録を残すこと、あとは昨年卒業された斎藤さん(21年度卒)が持ってるハーフマラソン記録を破るっていうところを目標にしたいと思っています。
(1月23日 取材・編集 和田茉南花)