【陸上競技部】第99回箱根駅伝事後インタビュー~Part10 10区・安藤圭佑選手

55年ぶりの箱根駅伝本選に挑んだ立大。総合18位と目標のシード権獲得には届かなかったが、往路5区間(107.5㌔)、復路5区間(109.6㌔)の計(217.1㌔)で江戸紫のタスキをつないだ。今回はレース直後の選手たちの声をお届けする。

※このインタビューは1月3日に行われたものです

 

インタビュー抜粋
10
区・安藤圭佑(コ2=豊川・愛知)区間15位 1時間11分15秒

―レースを振り返って

全体で言うと、昨日思うような結果が出なかったっていうのがあって心配はあったんですけど、みんな本当に頑張ってタスキを繋げてくれて最終的に大手町にタスキを持ってくることができて良かったです。

ですが、やっぱり他大学との差は強く感じたので、そこをなくしていかなきゃなっていうのが課題としてありました。

自分の走りとしては前半は自分の目標ぐらいのタイムで走っていたんですけど、後半ガクってペースが落ちて、区間順位も下がってしまったので、やっぱりそこを粘らなければいけなかったと感じ、粘る力をつけなければいけないと思いました。

 

―レースプランは

ずっと一定のペースで走り切るっていうのを目標にしたんですけどそれがちょっと叶わなかったので、そこは反省点です。

 

―レースを走っている中で一番キツかったところ

大手町に戻ってきた時くらいですかね。ラスト3、4㌔とかが本当にきつくて、もう足が止まってしまっていました。

 

―レースの良かった点、悪かった点

悪かったところは先程言った感じなんですけど、ペースが落ちてしまったというところです。良かったことは応援してくださる方がたくさんいて、「立教頑張れ」とか「安藤頑張れ」とかいう声援がたくさんありました。それに励まされながら、聞く度にペースが落ちても戻ったりっていうのをずっと繰り返しながら走っていたので、応援していただいたことである程度区間順位をいい状態で走れたのは良かったなと思います。

 

―結構沿道からの応援の人を見ながら走っていた感じか

見る余裕はなかったんですけど、でもやっぱり耳には全部届いていて、そういうのを聞く度に何度も頑張んなきゃって思って。周りの方とか、応援してくださった方に支えられながら走れた箱根駅伝でした。

 

―コンディションは

走りも自分の中ではアップとか、昨日の練習とか、そこも含めていい状態で走れているっていうのがあったので自信はあったんですけど、自信にちょっと及ばないというか結果があまりついてこなかったので、まだまだ力不足だったかなと思います。

 

―どのような調整を行ってきたのか

合宿があったんですけど、そこでちゃんと練習を積むことが出来たので、いい流れできていました。それでも所々ちょっとつまずいたりとかはあって、ちゃんと出来なかった練習とかもあったので、そこを落としてしまったのが今回のレースの順位が悪かったところに出たかなと思います。

 

―10区のスタートラインはどんな気持ちで立ったか

タスキを繋いでくれたってことに本当に感謝というか、うれしい気持ちで立っていて。本当に9区の(中山)凜斗(コ3)さんが見えた時には、笑顔が自然と出て本当にうれしい気持ちというかフレッシュな気持ちで走り出すことが出来ました。

 

―監督からレース前とレース後、どんな言葉をかけられたか

レース終わってからあまり話してないんですけど、レース中の声かけに関して本当に前向きな言葉をずっとかけてもらっていて、「自信持っていけよ」とかそういうのを一番話してくださったのでそのおかげで自分も気持ちを高くしていけたと思います。

 

―鶴見中継所では中山選手(コ3=九州学院・熊本)からどのような言葉をかけてもらったか

一言もらったんですよね。「いけー!」みたいな言葉をもらったのかな。とにかく気持ちを上げるような、そういう声掛けをもらいました。

 

―逆にご自身から何か渡す前に声かけはしたか

「ラストー!」って言ったかな。

 

―今回見つかった課題

個人としては失速してしまったことですかね。失速させない、一定のペースで押し切ることができるようにするというのが課題ですかね。

 

―来季の目標は

チームとしてやっぱり箱根で結果を上手く残せなかったので、来年は結果を出すということと自分も箱根をもう一度走ってリベンジしたいです。

 

取材後Rポーズをする安藤

(1月23日 取材/前原梨乃・編集/和田茉南花)

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