【陸上競技部】第99回箱根駅伝事後インタビュー～Part２ ２区・國安広人選手
55年ぶりの箱根駅伝本選に挑んだ立大。総合18位と目標のシード権獲得には届かなかったが、往路５区間（107.5㌔）、復路５区間（109.6㌔）の計（217.1㌔）で江戸紫のタスキをつないだ。今回はレース直後の選手たちの声をお届けする。
※このインタビューは１月３日に行われたものです
◆インタビュー抜粋◆
２区・國安広人（営１＝須磨学園・兵庫）区間18位 １時間９分37秒
―レースを振り返って
自分は２区を走らせていただいたのですが、やはり他大学のエースの方と比べたら、凄く力不足なところがあるなという風に感じました。走っていて立教の声援というのを凄く聞いて、それを力に変えられたので、応援してくださった方々に本当に感謝したいと思っています。
―箱根駅伝を振り返って
目標としていたシード権に届かなくて凄く悔しい気持ちはありますが、55年ぶりの出場でしっかりタスキを途切れさせることなく、最後までつなげたというのは凄く嬉しいです。良かったことも悪かったことも来年に繋げていけたらと思っています。
―レースプランは
２区のコースの特性として、かなり後半のアップダウンがタフなコースなので前半にタイムを稼ぐために突っ込んで、最後は粘るという感じでいこうと思っていました。しかし前半で結構疲れてしまって、後半なかなか粘りきることができなかったので、そこはまた来年に向けて頑張りたいなという風に思います。
―最もキツかったところ
最後の３キロのバイパスでのアップダウンが凄くキツくて、ペースが落ちる時がありましたが、応援の声で頑張ることができました。
―印象に残っているポイントなど
権太坂で両サイドから応援してくださる人が凄く多くて、そこは走っていて印象に残りました。
―レースの良かった点
順位を落としてしまったのですが、そこまで（タイムが）落ち込むことなく走れたのは、少なくとも良かったところかなと思っています。
―悪かった点
目標タイムに全然及ばないタイムだったことと、順位を落としてしまったことは反省かなと思います。
―コンディションは
12月の初旬からの合宿が終わって結構いい流れできていたので、コンディションとしてはいい状態で臨めました。
―どのような調整を行ってきたのか
（２区は）アップダウンがかなりあるので、普段のジョグからそのようなところを意識して走りました。
―スタートラインにはどんな気持ちで立ったか
応援してくださる方々がたくさんいることは知っていたので、そのような方々に結果で恩返ししたいなという思いで、スタートラインに立ちました。
―鶴見中継所では林選手（コ２＝大牟田・福岡）からどんな言葉を
頼んだ、頑張れという、そのようなエールをもらいました。
―監督からはどんな言葉をかけてもらったか（レース前）
僕自身１年生でチームとしても55年ぶりということで、失うものは何もない。しっかり突っ込んでいこう。攻めた走りをというのを聞きました。
―監督からはどんな言葉をかけてもらったか（レース後）
目標だったタイムに及ばなかったのは、まだまだ力不足だねというのと、あとはここから来年再来年、４年生なるまでしっかり頑張ってきてっていう言葉をいただきました。
―沿道を見る余裕はあったか
きつくなってからはなかったんですけど、声とかはしっかり聞こえていたので、そういうのを聞きながら頑張りました。
―大観衆を見て感じたことは
日頃から凄く多くの人に支えられているんだなということを感じました。
―今回見つかった課題
根本的なスタミナ、スピードが全く足りないなという風に感じたので、そこをちゃんと練習で改善できるように頑張っていきたいと思います。
―来季の目標
全日本大学駅伝に出場することが１つと予選会ではトップ通過できるようにして、箱根でシード権獲得というのをまた目標に立てて頑張っていきたいと思います。
―トラックでの個人目標
5000㍍で13分台を出したいと思います。
取材後Rポーズをする國安
（１月12日 取材・編集/大内貴敬）
